omiは不発弾

高知っていいところだよねぇ。

ニシカです!

 一昨日の朝から胃の圧迫感が。

 

 

 

 

 寝不足だったり、急に目が覚めたというか、覚まさないといけない状態の時などは、起床後にそういう状態になることが時折。なので、いつものことだろうと仕事に出かける。

 

 普段であれば、その内無くなる症状なものの、今回は中々圧迫感が取れず。部分的には胃が不調に思うものの、胃より上部に違和感を覚えることもあり、胃なのか心臓なのか肺なのかわからない。呼吸して肺が痛いということはないので、肺ではない?

 この症状によるダルさを受けながらも、寝たら治るだろうと眠る。

 

 

 日付が変わって6月9日の午前3時。

 激しい胸の痛みで目が覚める。

 内部からコンクリートでも押しつけられているかのような強い圧迫感とそれによる痛みに、圧迫感からくる嘔吐感。それがしんどくてもう眠れない。

 

 前日の昼間は、休憩中に横になって少し楽になったものの、今回は寝転んでいると辛い。立つか座るとまだマシ。痛みが落ち着くこともあるので、その隙に再度眠るが、また痛みで起きる。

 

 流石にあかんやろと思って病院へ。

 とりあえず診てもらいやすい近場の内科でと思ったものの、検査やらがしっかりできる総合病院に行けと母。

 予約をしていないのでかえって大変な気もするが、とりあえずその通りにしてみる。

 

 9時に到着して受付をするも、やはり予約外ということで、かなり待たされる。その間にも痛みは治らず。。。

 

 11時を過ぎてようやく呼ばれ、心電図を取ることに。簡易的に心電図を撮ったものの、また呼ばれて「じっくり撮ります!」と言われ別室へ。そのまま2時間ぐらい心電図を取る。その間にずっと腕に巻きつけられていた血圧計で、腕がかなり痛い。胸も痛いわ、お腹も痛いわ。。。

 

 

 心電図からみて、心臓に問題はなさそうとのこと。血液検査もして、他に異常もあまりみられなかったとのことで、胃が怪しいということになった。

 受付時にした看護師の問診の際に、症状的に逆流性食道炎の特徴に似ているとおっしゃっておりました。それ?

 

 翌日(本日)胃カメラをすることになり、仕事も休まなければならない羽目に。

 というか、初胃カメラです。苦しいんやろうなぁ汗

 以前よく罹っていた"いちょう病院"は、内視鏡が強かったらしく、患者に負担の少ない鼻からの内視鏡(も?)をしていたと記憶している。

 残念ながら、その際にお世話になっていたドクターが亡くなったようで、その為かいちょう病院はもう無くなっている様子。(詳しく情報は知らないが、建物の前を通る限りでは、人気がなく、患者を受け入れている様子もない)

 

 

 日赤で見た内視鏡の同意書いわく、鼻からの内視鏡はカメラの精度が低い為、精度重視にした結果、口からしません!とのこと。天体戦士サンレットのニシカ(二三力さんではない)を思い出したことだった。

 ※ニシカとは・・・漫画およびアニメの"天体戦士サンレッド"に登場する、"悪の組織フロシャイム"の怪人。病院にて内視鏡検査をするシーンがあり、後述するわしと同じようにシロップを飲んでその感想を心の中で呟いている。字に独特の癖があり、"シ"が"三"に見間違えられる。その為、ニシカではなく「二三力(ふみちから)」さんと呼ばれまくり、その度に、「ニシカです!」と訂正する。麻酔を飲んだ後にも間違われ、「ニシカデシュ」とうまく言えていない返事もしていた。 

 

 

 

 昨日の朝から何も食べていないので、とてもお腹も空きました。胸が痛いのと空腹でキュウキュウしているので何が何やらw 水分も普段に比べるとびっくりするぐらい取れておらず。加えて口内炎が痛いと、大変だわさ。

 

 

 さて、胃の中の泡を消す薬と渡された紙コップには水薬。シロップのような味だが甘さや苦さはない。なので美味しくはない

 

 しばらくして渡された紙コップには、茶色の冷凍した氷のようなもの。麻酔とのことで、上を向いて舐めてほしいとのこと。麻酔が流れて喉に効いてくるという。美味しくはないし、少しずつ痺れてくる。というか、ゴクンと飲んでいいのかな。上を向いているせいで飲むのも辛いのだが。試しに飲み込んでみるが、不味くて吐きそうになる汗

 

 

 麻酔が効いてきて痺れる。

 

 

 別室へ通され、ニシカがしてたやつだと!思いながら診察台に横向けに寝かされる。

 ドクターより、「私が話しかけてもスルーしていいです。頷いたり返事したりすると辛いので。呼吸は、鼻から吸って口から出すようにしてください。」と言われる。

 

 内視鏡を通す為にまず、口に穴あきの猿ぐつわみたいなのを加えさせられ、その穴に内視鏡を通していく。そして、

 

 

 めっちゃ苦しい。。。

 

 というか、「オエェェェ」が止まらない。食事中の人すいません。

 

 

 

 医師いわく"一番苦しいところ"に到達。そこで内視鏡を通す為に「飲み込んでください!」と言われるが、

 

 

 

 

 

 

 できるかァァァッ!

 

 

 

 

 

 

 飲み込むどころか、吐き出そうとして必死の体。どんなに頑張ってもオエオエいう。とてもしんどい。。。とてもしんどいでは伝わらない辛さ。

 オエオエ言いながらも、それっぽく飲み込んでみる。全然できていたとは思えないが、とりあえず通ったらしい。オエオエ言ってた時に比べると楽にはなったが、それでも辛い。よくゲップも出るようになる。あと、涙目になっているw

 

 

 「これが食道ですねー」などとドクターが説明してくれるが、画面が上部にあるせいでわしからは見えない。上を向いて見ようとすると、「あ、前向いててくださいね」と言われる。

 

 

 そして、ついにドクターが原因と思われるものを見つける。

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクター「あ、アニサキス。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 説明しよう。

 わりと聞いたこともあるであろう単語"アニサキス"。魚類に寄生する、白くて細い糸のようなやつ。わしも釣ってきた魚を捌いていたら見つけたことがある。

 熱を通すか、冷凍することで死滅させることができるので、基本的には問題ないものの、日本は魚の生食が文化となっていて、時折こうした被害はある。スーパーに並んでいる刺身などは、捌く前に冷凍されて死滅させられていたり、目視で除去されていたりするはずなので、基本的に問題はない。

 体内に入ると激痛を引き起こすわけだが、本来人には寄生できないらしく、2~3日で死亡するらしい。つまり、あと2日ほど耐えれば、とりあえずは良くなったのだろうか?

 

 

 

 

 話は戻って、

 アニサキスの単語を聞いた瞬間に、何を食べたか思い出していたものの、思い出せん。

 

 

 ドクターいわく、アニサキスは胃の中で本来悪さをするものの、今回は珍しいパターンで、胃の中ではなく、胃の寸前である食道にいたという。しかも2匹。だから、胃よりも上あたりの胸が痛いと思ったのかな。ドクターも「これは痛い」と言っていた。とりますねーと言われながら、ぱぱっと2匹が順番に引っこ抜かれる。

 捕獲前には動いていなかったようで、死んでいるかもとのことだったが、捕獲して容器に移すと動き出した様子。

 そのまま胃の中も調べてくれたが、あとは問題なさそうとのこと。(母がピロリ菌を持っていたらしく、ピロリ菌の検査もついでにされることになった。)

 

 

 ドクターより、これが原因だろうとのこと。何を食べたか聞かれ、それまでに思い出したものの、

 

6月7日

朝食・忘れた

昼食・おにぎり

夕食・ハッシュドビーフ鯖寿司(日赤から家に帰るまで忘れていた)

 

6月8日(起床時より胸の圧迫感のあった日)

朝食・グラノーラ

昼食・パン、からあげ

夕食・サラダ、ピザ

 

 日赤では思い出せなかったものの、7日に鯖寿司を食べている。母いわく、「それが原因じゃない?思えば私も痛い。」という。

 8日の朝から圧迫感を感じていたが、痛みを感じたのは日付が変わっていて、鯖寿司を食べてから24時間以上経っている。普通は数時間後に痛みを伴うらしいので、ちょっと怪しい。とはいえ、鯖寿司を食べた翌朝から体調は悪いには悪かったので、それなのだろうか?

 というか、母はただ思い込みの可能性があるが、もし同じ症状に掛かっているとしたら、驚くほど逞しい。痛いかもーと言いながら、普通に生活している。

 思い出せば高校の頃。同じものを食べて、自分が胃腸炎(食中毒)になって入院になったところ、母は同じものを食べ、同じ診断を受けたにもかかわらず、普通に仕事をしていた。どういう身体をしているんだ汗

 

 

 

 

 ということで、とりあえず原因はアニサキスだったらしい。

 持って帰ります?と聞かれ、アニサキスの入った容器を渡される。面白いネタになると思って持って帰る。

 それがこちら。

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アニサとキス(名前つけるな)

 

 魚を捌いていた時に見たことがあるので、特にどうと思うことはなかったが、こんな小さいやつに激痛を与えられていたと思うと、内部破壊って強いんだなと思ったことだった(ヲイ)

 

 アニサキスを除去した後は、痛みが改善するとのことだったので、休んだ仕事を途中からでも行こうかと思ったものの、痛みが全然良くならず、歩行してもピンと立って歩けない。これは、なんだかんだ胃や食道が傷ついたからなのか、胃カメラによる負担か、麻酔のせいか。何にせよ改善していない。今すぐというのは流石に難しい様子。

 職場に報告がてら、出勤しようと考えていると話すが、止められる。

 痛みが引かず、歩くのも辛かったので、今回は止めてもらって正解だった。

 

 コロナにより暫く行けなかったサックスレッスンも本日から再開になり、久々に行くはずだったが、流石に無理だ。ということでレッスンも休む。

 

 

 経過を診るのと、ピロリ菌検査(結果)の為、来週も受診することになる。

 

 

 

 

 とりあえず、原因がアニサキスであるならば、食事は普通にしてよいだろうとのことで、お腹も空いていたので昼食はしっかり食べる。1日抜いただけとはいえ、リバウンドするんじゃないかと思うぐらい食べた。

 

 

 

 痛いと思いながらも、このブログを書いていたら、だいぶ体は楽になってきた。

 このまま問題がなければ、明日から仕事には復帰できそうだ。

 ブログ用のネタも集めているものの、忙しさと今回の激痛で書けなかったので、今後書いていきます。

 

 

 

 生食にはお気を付けください(心当たりないけど。鯖?)