omiは不発弾

高知っていいところだよねぇ。

イベント出店します。

 Instagramでの発信が主になっているので、なかなかブログを書くになりませんね汗

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 お久しぶりです。一応元気にやってますw

 

 

 まずは宣伝を。

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 明日からの2日間、3月19、20日におびさんロードにあるレンタルスペース【Kanau】にて、イベント。

 【Sumi Coffee】のブースがあり、コーヒー抽出士として参加。

 

 当日のラインナップは、

グアテマラ"SHB"

エチオピア"アナエロビコ"

の2種をペーパードリップ(ホットのみ)でお出しします。

 

 ドリップの他、豆販売、ナッツの販売もあります。

グアテマラSHB 100g

エチオピア アナエロビコ 100g

・水出しパック

・アーモンド

カシューナッツ

 

 今回のエチオピアは、"アナエロビックファーメンテーション"(嫌気性発酵)というタイプで、発酵感のある強いフレーバーを有します。今回ご用意した豆はCOE(カップオブエクセレンス)並の高級な豆となっていますが、美味しさと面白さを兼ね揃えたコーヒーですので、ぜひ堪能して頂ければと思います。

 コーヒー豆を2袋以上ご購入の方には、ドリップ1杯サービスさせて頂く予定となっています。豆購入もぜひご検討ください。

 

 

 

 

 

 さてさて、これまでやらなんやらを、

 

 おおまかににいうと、今年度は、

 

〇今の仕事先で5月頃からお世話になり始め、お客さんにコーヒーを提供する経験、エスプレッソマシンの経験、接客経験を学ぶ。

 

〇11月にはJ.C.Q.A.のコーヒーインストラクター検定2級を受験し、合格。

 1級を目指しているが、2級を取得後でないと1級受験ができない為、まず2級を受ける。満点を目指すが、2問ほど間違える悔しい結果に。

 

〇つい先日、食品衛生責任者の講習も終えて、資格を取得。

 

 今年度で、大きく変わったのはまずそこくらい。

 時間自体はたくさんあったはずながら、もっと有効に活用できなかったのか?という反省はあるが、これが自分にとっての限界だったと思う部分もある。(後ろばかり見ないで、前を見ようと考えたい)

 来年度は、インストラクター検定1級合格、焙煎セミナーに参加して、焙煎技術を学ぶ。からの開業。です!

 

 

 現職場でお客さんにコーヒーを出す経験は、粕谷哲氏の4:6メソッドというマニュアルがある?ので、自分の淹れたコーヒーをお客さんに提供しているという感覚は正直ない。

 ただ、4:6メソッドの詳細を学んでいく過程で気づくこともあり、大きな学びがあった。それ以来、お客さんにコーヒーを提供する際も、細かく調整をするようになったので、4:6メソッドで淹れてはいるものの、自分の考えが入る余地ができて、お客さんに自分のコーヒーを提供している感覚も出始めた。

 

 エスプレッソマシンを触れるということは、美味しいエスプレッソを淹れることよりも、スチーマーの恩恵が大きい。

 自宅でも「Flair」という手動式のエスプレッソ器具があり、少々手間は掛かるがエスプレッソ自体は淹れることができる。しかし、スチーマーはないので、スチーミングだけは練習ができず、結果、ラテアートの練習もできない。

 なんとかラテアートの練習だけでもと思い、クラウドファンディングで販売していた「ナノフォーマー」を購入して代用。使い方にコツが必要なので、使い込まないと安定してフォームを作ることは無理だし、そもそもスチーミングではないので、スチーミングの練習にはならない。

 なので、エスプレッソマシンには関わっていたいwww

 

 と、なんだかんだ学びを得たところで、これまで開業に関して考えてはおらず、もう少しどこかで修行という名の仕事を続けるか、どこぞに一旦就職して自主学習を続けていこうと思っていました。

 そういったタイミングで、今回のイベントの話をもらいました。

 

 

 プロとして、コーヒーについての知識、技術が必要なわけですが、それらをしっかりとした形にするのは経験。

 誰かにコーヒーを淹れていく経験が重要であると理解できたと同時に、それが誰かの下で働くことではないということ。(やや語弊があります) この人のドリップが気になる!と思う人の下で働き、学ぶことは大切ですが、チェーン店などのドリップを必要としない、マニュアルが決まっているといった場所だと、自分が学びたいと思っていることは学べないということ。

 これまで学んだことを評価してもらう場が必要。

 身内(知人)にただで振る舞っているコーヒー。相当下手をうつことはないので、みな美味いとしかいわない。しかし、お金をもらってとなると評価は分かれるだろう。

 自分一人で淹れて飲むだけだと、自分の感覚しかないので息詰まることも多いのです。

 

 なら、もう開業した方が早いな。

 

という思いに。

 

 ただコーヒーを振る舞うのであれば、コーヒースタンドくらいの規模でいいと思いますが、残念ながら経営となると話はそう簡単ではなく、考えることが増えました。知らず知らずに内にプレッシャーも結構抱えているのか、睡眠の質は落ちているようだし、どことなく心も沈んでいる。(ふとした時に、以前の昔ならこう言った、こうした、のにしないな、と思うことがある)

 

 雇われていた時は、自分の思うようにできなくても、言われたことをこなせばなんでも職場がしてくれた。雇われるって楽だったんだなーと思います。

 コーヒーが好きにしても、仕事終わりや休日に楽しむこともできたはずながら、それを仕事にしたいと思うようになった。

 

 色々焦りはあるけれど、これからのことをしっかり考えることを大事にして、まとまったところで形にしていきたいと考えています。

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 とりあえず、お菓子もセットで出したいので、色々作ってみています。

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あ、冬に植えた球根からチューリップが出てき始めました。

 ちゃんとできるのかなー?と思いながら水やりしていましたが、咲きそうですな。さて、何色ができるのか。

 

珈琲勉強中。検定講習とセミナーに行ってきた。

 最後にアップしたの何日前かなー?w

 

 

 

 Instagramに投稿を上げるようにしてから、そっちで小出しながらも情報上げてしまうので、まとめてこちらにあげるという作業が。。。重複してしまうところ、ありますもんね?

 

 ということで、改めて宣伝。

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 今のところ、宣伝するほどInstagramの方で特に周知を狙っていませんが。珈琲の話題を中心に発信しておりますので、よろしければお願いします。なんだかんだ反応頂ける方がモチベーションはあがりますな。

 

 

 

 改めまして、こんにちは、こんばんは、おはようございます。

 

 

 一応、働いてはいますが、ほぼプーみたいなomiです。

 

 

 珈琲が大好きになって、それに携わる仕事がしたいなーとやんわり思いながら生活しています。

 

 いつかは珈琲屋をしたいなぁ。なんて思っているわけですが、"いつかは"と思っている間は悪い意味でもやんわりで、気づけば11月まできていました。

 

 

 

 今後、珈琲屋をしたいと思っても、それがいつなのか。というのをしっかり考えていかなければならないと、ようやく思い始めています。

 

・生計を立てる手段として早い段階で始めるのか

 

・他の仕事にひとまず就いて(理想は珈琲関連)もう少し自主学習を続けてからにするか

 

・他の仕事に就き、老後ぐらいの楽しみにと、趣味で留めつつ上を目指すのか

 

 

 

 これまで雇われる形で仕事をしてきました。雇われるということはとても楽なことでした。守られ、面倒な手続きもカットされるなど、メリットが。

 ただ、納得がいかないことがあっても、それが解決しにくいというデメリットも。わしはこのデメリットが結構辛かった。

 

 とはいえ、自分でお店を出すとなると、自分なりにできるメリットがあるものの、生活していくにはお客さんにきてもらえるところでなければならないのはもちろん、それまで職場がしてくれていた手続きなども自分で行わなければなりません。

 

 改めて、雇われるという楽さ、自営業をすでに行っている方々のすごさを思い知らされます。

 

 

 

 ただ、これまでの経験則でわかっていることが一つ。

 

 

 

人は慣れる。

 

 

 

 慣れるまではとても大変だが、慣れるとそれが普通になる。

 上達することも同じ。

 

 

 自分が今それを不安に思うなら、そこをクリアしていくしかないね。

 父も自営業でした。実家は今でも自営業です。

 

 

 自信がないことがいけないとはいわないものの、そこと向き合ってもいいじゃないかと思っています。

 自分がしたいことを声に出して、実現に向けたことをしていこうと思います。

 

 

 

 ひとまず、本来今年度の目標であった珈琲関連のスキルアップを見つめなおします。

 営業云々も考えないといけませんが、まずは、自分が【珈琲屋】をしたいということで、それに関しての自信を身に着けることです。ここでいう自信は、気持ちの部分ではありますが、自信の裏付けになる知識、技術、レパートリーを身に着けるということでもあります。

 

 

 

 珈琲好きになって1年が過ぎましたが、自分が今どの立ち位置にいるのかはわからない。誰かに飲んでもらってフィードバックをもらうこともないし、自分で実験や検証をしても、自分の感覚のみで、多角的な意見がもらえないなど、限界を感じている。

 

 そこで、前職を辞める前から気になっていたコーヒーインストラクター検定を受験することに。1級が目標ですが、2級合格者しか受験できないとのことで、まず2級合格を目指します。

 

 珈琲に携わるにあたり、資格などは必要ありませんが、自分というものを他者が見た時の、ひとつの信頼材料になり得ると思いますし、自分自身、目に見える到達点になると思います。

 

 

 それに応募し、11月の初旬に、会場である兵庫まで、事前講習にいってきておりました。(1か月後に試験)

 

 本来であれば、志を同じくする受講者と情報共有などできればよかったのですが、コロナ渦ということで、落ち着いてきてはいたものの、他者との関わりはないまま終わりました。

 

 知識編、技術編(といっても座学)で講義が行われました。

 技術的なことは日々のことからクリアしているところではありましたが、珈琲の側面的、バックグラウンド的な知識を学んでくることはなかったので、そういったことを知ることができたのは面白かったです。

 

 精製にナチュラル、ウォッシュドなどありますが、様々な国の豆それぞれにあるものと思っていました。ナチュラルがあるのはブラジル、エチオピアぐらいで、ウォッシュド精製をしているところの方が多いことは知りませんでした。無論、ナチュラル精製をしている場合もありますが、大多数をしめているといえる。思えば、ナチュラル、ウォッシュドが共に多くあるエチオピアは、商品名の後に【ナチュラル】、【ウォッシュド】と書かれていますが、コロンビアやブラジルなどは、商品名にわざわざ書いていません。(説明欄に書いているくらい)

 あとは、格付けの話など。

 

 カッピングも行いましたが、アラビカ種とカネフォラ種の違い、焙煎度の違い、新鮮な豆と古い豆の違い、といった誰でもわかるレベルのカッピングです。今回試飲したカネフォラ種は、ビッグポップコーン?の味がしましたw

 

 

 この検定講習の中で、普段しているペーパードリップ以外にも目を向けてみようという気持ちになり、サイフォンにも手を出すことを決意。

 

 講習を終え、後日。

 七不思議にコーノ式のサイフォン器具が売っていた気がすると思い、七不思議に行き、そのことを相談し、購入に至る。

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 「今時ネットでも買えるのに、わざわざウチで買ってくれるから、しっかり教えるくらいサービスしないとね」と、事細かく丁寧に指南してくれ、試しに1杯淹れてくれました。

 

 サイフォンは、こんなに美味しいのかと驚いたのを覚えています。

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 ドリップしていくうちに湯が冷めていくペーパードリップと異なり、湯を温めながら抽出しているので高温なこと。抽出と濾過が同時にされるドリップと異なり、浸漬式に該当する淹れ方であること。それでこんなに違うのかと。

 

 理科の実験をしているかのような、視覚的な楽しさもありますね。

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 この黄金の泡が出れば、美味しく淹れることのできた証拠だそうです。

 

 このサイフォンとの出会いは、自分の中では結構大きく、ドリップのレベルアップにも貢献してくれました。サイフォンの視点から抽出を学ぶことができました。

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 今後は、ネル、フレンチプレスなども行っていきたいと思います。

 

 

 

 

 話はそれましたが、来月、試験です。

 

 

 

 

 次に。

 珈琲を学ぶ初歩の頃。JOKI COFFEEの大下さんが参考にと本を貸してくれたものの、珈琲に関して無知すぎる上、静止画ということもあって理解に苦しんだ。「You Tubeで調べてもドリップ動画とかすぐ出てくるから見てみれば?」とも助言をもらい、検索をかけて気になったのが、【岩崎泰三】氏の動画。

 

 珈琲一つとっても、色んなユーチューバーがいるようだが、ユーチューバーっぽい軽いノリ?が自分に合わないような気がして、正直抵抗があった。ネットで簡単に検索しても情報はたくさんでるが、言っていることが違うことが多いので、何を吸収したらいいのか、わからないながらなんとなくで選別していたと思う。

 

 そんな中、岩崎泰三氏の動画は、自分が丁度気になっていたことを取り上げていることなどがあり、たまに見て勉強させてもらっていた。

 

 

 しかし、動画内でドリップして、「うまい」などと言っているが、こちらは雰囲気でしかわからない。

 今年から【NOUDO】というECサイトを立ち上げ、コーヒー豆を売り始めた為、どんなものかと購入してみたところ、中々に美味しかった。

 

 焙煎士として味わいをどう狙うかといった話もあり、思えば、焙煎士がどういった思いで珈琲を焙煎し、販売しているか考えたことがなかった、と気づくことにもなった。

 

 なんだかんだ、焙煎士や抽出士の考え方、思い、技術を見るということ日常の中ではなく(高知で気に入っているJOKI COFFEEや七不思議はドリップの様子が見えない)、そういったことに触れられたことも大きかったかも知れない。

 

 そんな中、コーヒーセミナーを開催するというので、身近でこの人の珈琲というものを見て、学んでみようと応募。

 

 

 つい先日、行って参りました。

 

 ホテルの客寄せ企画的なところがあり、ホテルの宿泊とセットのプランになっている。理想を言えば日帰りしたいのだが、宿泊して参りました。モクシー大阪新梅田。オフィス街に合うようなスタイリッシュでアーティスティックなホテルでした。たまにはこういう贅沢も良かったかな?w

 

 開催直前くらいで、「近場の人が、宿泊するほどの距離じゃないが参加したい、という意見もあったので、宿泊無しプランもやります」と言い始めて、ずこーっでしたが、まぁいいでしょうw 一応、宿泊者には特典として、岩崎泰三が一人一人に珈琲を淹れる、夜に行う生配信を見学できる、としていました。

 生配信はいいとして、岩崎泰三氏の珈琲がどんなものなのか体験できるのは面白そうだと思います。

 

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 思えば、珈琲器具持ってきてない!と思いましたが、ちゃんと一人ずつに用意してくれていました。

 

 岩崎泰三氏が、これまでの自身の経緯を含めて自己紹介をし、その後、珈琲の歴史や抽出理論についてざっくりお話。あくまで初心者向けのセミナーなので、軽くといった内容でした。

 

 びっくりしたのが、セミナー参加者のうち、自分以外は岩崎泰三氏のファン。珈琲を学ぼうという気持ちはあるでしょうが、ファンという面が強い為、岩崎泰三氏を持ち上げる発言や、サインを求める声などが多く、居心地は正直悪かった。とはいえ、これまでに学ばなかった部分(岩崎泰三氏が自分自身で見てきたことなど)があったため、岩崎泰三氏の話は面白かった。

 

 

 

 最後にドリップ実習。

 エチオピア ナチュラルのハイローストとグアテマラのフルシティローストが準備され、自分でレシピを考えて淹れる、でした。シングルのままでもよし、ブレンドしても良し。

 できたものを周囲の人と交換しながら違いを感じてみようというもの。

 

 その日はすでにコーヒースタンドでエチオピア ウォッシュドを楽しんでいたので、深めの珈琲にしようとレシピ構築。

 

 グアテマラ8割、エチオピア2割で計20gのブレンドに。92℃の温度高めで、点滴ドリップから初めてじっくり抽出で、パンチがありながらも、やんわりエチオピアのフルーティさも出していこうと思います。挽き目はやや粗め(ナイスカット4.5)にし、ネガティブな成分が抽出されにくくします。

 

 レシピ構築ができた人から、岩崎泰三氏に依頼し、ブレンドとカット(挽く)をしてもらいに行くのですが、ファンとして行列ができるので、一人一人が遅いwww 最後の一人になるまで座って待ち、粉をもらいに行く。

 

 

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 そしてドリップ開始。

 

 カリタのドリップポットは初めて使います。点滴ドリップはできるのか汗 普段使っているタカヒロポットに近いタイプのようではあるので、なんとかなりました。Fellowのドリップポットも持っていますが、こやつは点滴できません。細く注ぐこと自体は得意ですが、点滴ドリップしようとすると湯が先から落ちずに先をつたってたれ始め、机やペーパーが濡れます汗

 そういう心配がありましたが、問題なく点滴ドリップは可能でした。むしろ、取っ手の部分は2段にされており、握りやすい。なかなかいいポットだな。買おうかなwww

 

 ドリッパーは、NOUDOで販売されているオリジナルドリッパーですが、普段使っているコーノのMD-21と同型モデルなので(デザインがNOUDOオリジナルのMD-21)、普段通りドリップできるのはありがたい。

 

 

 岩崎泰三氏、You Tubeらしくカメラマンを従え、すでにドリップをしている方々一人一人を回ってインタビューをしておりますが、わしの集中レベルを察してくれたらしく(そもそも点滴という繊細なドリップをしている)、「ここは今は邪魔しない方がいいな」と言いながら次の人に行っていたのが聞こえてきて笑いそうになった。とはいえ、ありがたい。

 

 ドリップ中盤頃に再度戻ってきて、邪魔はしないけどコメントしていってくれました。

 「粉に対する温度設定、アプローチが完璧。」とのこと。そう褒めてもらえるくらいスキルアップはしているよう。普段褒められることも貶されることもないので。

 

 

 できたものを飲みます。

 めちゃくちゃうまい!そして、狙い通りの味わいである。なんだろう、この達成感www

 

 

 岩崎泰三氏が試飲。

 

 

 「なんだ、このパワー。花火が上がって花開いた感じ。これを狙って出したのならやばい。これは人に出せる。え?お店やってる人じゃないよね?」と絶賛して頂きました。

 

 

 先ほども言いましたが、褒められることが普段ないので、正直嬉しい。

 とはいえ、お世辞の可能性もありますし、調子に乗らず精進していこうと思います。

 

 

 この岩崎泰三氏のべた褒めを聞き、きつそうなファンの方が試飲しにきてくれたのですが、「ふーん」みたいな感じでちょっと怖かった汗

 

 

 なにはともあれ、人に珈琲を淹れるということが久々だったので、とても楽しかった。

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 セミナー後、岩崎泰三氏に珈琲を淹れてもらうということで、岩崎泰三氏の珈琲がどんなものか味わう機会がやってきました。

 プラン料金に入っているサービスかと思いきや、1杯1000円でした汗 とはいえ、せっかくの機会と思いお願いする。

 

 当初は、普段飲んでいるエチオピアをお願いするつもりでしたが、珈琲カクテルの話になり、そっちを体験してみたいと心変わり。それでも良いということで、珈琲カクテルを注文。

 

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 ジンみたいなお酒?に、ソーダ(炭酸水?)、濃いめに淹れたケニアを入れ、ライムが掛けられる。

 文旦珈琲ソーダのような、炭酸水と果汁を混ぜたようなドリンクは飲んだことがある。美味しいのもわかる反面、自分の好みには合わなかった。そういった意味で正直期待はしていなかったが、これは美味しかった。

 グラスにつけられたライムが、飲む時に丁度鼻のあたりで香り、口から入る味に花を添えている感覚。この部分の貢献は大きく、飲料そのものもとても爽やかになった。使用している豆がケニアというのもマッチしていると思われる。確かに、これは喜ばれるかも。という新体験。

 

 ファンの集団がバーカウンターに集まってきたことで、居心地が悪くなり、早々に退散。生放送には参加せず、久々の大阪の友人と会って大阪遠征は終了。

 

 

 あのファン集団に混ざるのはしんどかったものの、良い体験はできました。

 

 

 

 改めて、時間がある今のうちに、興味のある挑戦したいことにチャレンジしていこうと決意。

 

 近々、手廻し焙煎機を購入して、自家焙煎にチャレンジしてみたいと思います。

 

 

 

 近況報告的なこともすると、

 

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 ティラミスづくりをしてみたり。

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(手動式エスプレッソマシンで、エスプレッソを大量に作るのが大変だった)

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サヴォイアルディというティラミスには欠かせないビスケットに吸わせるエスプレッソの量が多かったようで、ややシャバシャバになったのが反省点。次回は改善できそう。)

 

 

 

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 デイキャンプに行って珈琲淹れてみたり、

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(普段の器具とほぼ一緒ながら、外は風があり作業しにくく、湯がすぐに冷めるので同じようには淹れられないと知る。)

 

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 ラテアート練習したり、

 

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 モネの庭のライトアップイベントに行ったり、

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(そういえば、ミラーレス一眼を買ったんですよ。スキルはまだまだですが。趣味がまた増えた。)

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 紅葉見に行ったり、

 

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 ハレトケ珈琲に珈琲勉強(お店研究)しにいったり、

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ジビエピザ(鹿肉)美味しかった。)

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(ここの珈琲は深煎りを楽しんでもらいたいというコンセプトなので、全体的にフルシティ以上の煎り具合)

 

 

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 カッピングして、珈琲をより感じてみたり、

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 色々動き出しました。

 

 

 Instagramも、"大人のカフェごっこ"と書いて誤解を与えないようにしていたのですが、目指していることへの決意として、"ごっこ"の文字を消去。

 

 

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 ちょっぴりクリスマス仕様になりつつ。

 高級なハワイコナ、やや珍しい?コロンビアとグアテマラブレンドデカフェあります。

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 今までも、来るもの拒まずのつもりではおりましたが、経験値を積む為、興味がある方、時間がある方には是非お越しいただきたいと思っていますので、連絡お待ちしていますwww いい豆ばかり揃えていますので、味は大丈夫ですwww

 

 

 カフェテーブルも設置する予定。

 

 

 

 ではでは!

思えば、コーヒーに関わり始めて1年が過ぎた。

 こんにちは。

 

 

 というかお久しぶりです。

 

 

 変に書きたいことが溜まってくると、上手くまとめられず、書き悩んでいた挙句、更新に1ヵ月以上かかってしまいました(汗

 いかん、いかんよ!

 

 

 

 

 とまぁ言っている間に、コーヒー趣味になって1年が過ぎました。

 

 

 

 コーヒーとの出会いは、ツーリング趣味で見つけた喫茶店【JOKI COFFEE】

 当時が懐かしい。今でもお世話になっています。

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 コーヒーって、香りはいいけど、何が美味しいのかわからん。

 苦いし。。。

 

 

 メリットとして、"眠気覚まし"というイメージはあったので、夜勤の際(前職)に飲むことはありました。美味しいと思わなかった結果、もっぱら微糖の缶コーヒー。

 

 美味しいと思わないものの、飲むことに少し慣れてきましたし、JOKI COFFEEでは、「うちはコーヒーがメインです!」と主張しているかのようなメニュー(やたら細かいコーヒーの情報や、農園の説明がされたページが各豆に1ページずつある)であったことがあり、注文します。

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 こんなフレーバーよ!と書かれているが、「シトラス」、「チョコレート」、「ベルガモット」などと書かれていることに疑問しかない。

 いやいや、これコーヒーでしょwww シトラスシトラス、チョコレートはチョコレートよ!

 

 ただ、しっかり情報の入れられた1冊のメニューは面白く、退店するまでずっと読めるほどでした。コーヒー無知からすると理解が難しい故に、内容はあまり入ってはきませんでしたが、こだわりを感じることができました。

 

 

 そして、わからんまま注文して飲んだコーヒーが

 

 

 

 

 

 

 

うまい!

 

 

 

 

 

 

 

 今だからこそわかりますが、コーヒー豆そのものの質(スペシャルティ)、焙煎技術が味の重点ではありつつも、それを活かすドリップ法(技術、道具)と、コーヒーをより愉しめるロケーション、味わうことに集中できる環境が整っていたといえます。

 マスターは無愛想な職人気質タイプなので、人によっては「合わない」という人もいますが、わし個人としては好感が持てます。好感が持てるというか、否定する理由がない。むしろ、面白い人だなぁという印象です。

 そんな良いお店だからこそ、未だに時間をかけて通っているわけですが。

 

 そんなこんなで、

 

コーヒーは五感で愉しむ(より愉しめる)もの

 

と知ることができました。

 

 

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 ちなみに、同じく環境含めて美味しいなぁと思ったコーヒー屋さんは、同じく、ツーリング趣味により見つけていた津野町【七不思議】さん。

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 山の中にあり、車通りも少ないため静か。

 

 小雨が降っている時に行くのが個人的におすすめで、雨音を聞き、山の静かな雰囲気を味わいながらコーヒーを愉しむことができる。店内も机2つ(2グループ計4席ほど)しかなく、客がもう1組いるかいないかぐらいで、とても静か。

 

 コーヒーをそもそも飲まない、飲めない子どもの入店は禁止とするなど、一見敷居が高いが、コーヒーを愉しむことに集中するためのこだわりであり、環境づくりの一環と言える。

 ドリップ技術もかなり高く、浅煎りの酸味も深煎りの苦味も、舌に嫌に残ることなく、頭でクリーンに感じることができる。

 

 

 

 

 

 さて、方向を戻しまして。

 

 コーヒーに興味を持ち始めると同時に、世界がコロナショックになり始め、あちこちでコーヒー体験をするという行動はしにくくなりました。

 

 本来であれば、JOKI COFFEEさんが月1のペースでコーヒー教室をしていたので、そこでコーヒー体験をしてみて、コーヒーを趣味にする(器材に投資する、自宅で淹れる)かどうか判断するつもりでしたが、感染予防の観点からコーヒー教室は中止になり、数か月開催されませんでした。

 

 

 その間、コーヒーに手を出さずに過ごしていましたが、時間が勿体ない!と判断し、当時配布された給付金を資金に、グッズを購入するのでした。

 

 そして揃えたグッズがこちら!

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KO-NO式ウッドハンドルサーバー&ドリッパー タカヒロポット0.9L、ポーレックスミルⅡ

 

 あ、半分嘘でした。

 ドリッパー&サーバーは、2人用のやつではなく、4人用のもう一回り大きいもののタイプを購入(サイズが写真の物と異なる)。

 全く知識がなかったのでね。大は小を兼ねるってやつだろう!と購入したのです。JOKI COFFEEの大下さんが、「うーん」と渋そうな反応だったにも関わらず、売ってくれました。

 

 

 結論、

 

大は小を兼ねるとは限りません!

 

 

 後で知りましたが、2人分淹れるのが味わいのバランスが良いという意見があり、4人分淹れるにしても、2人分を2回淹れればいいだけ、とのことでした。

 ドリップ法によっては大差ないですので、大は小を兼ねることもあるといえばあります。

 

 大きいサーバーといえど、サーバーは大きかろうが小さかろうが関係ないので、ドリッパーのみ2人用を用意すれば良かったものの、2人用サーバーの方が可愛かったので、追加で購入してレギュラーになりました。4人用の方も、来客時やアイスコーヒーをつくる時なんかに使っています。

 

 

 ドリップポットタカヒロは、通常タイプの他に、さらに注ぎ口の細い"雫"というタイプがあります。初心者にはそっちが良いだろうと勧められたものの、Amazonで探す内に間違えて通常タイプを買ってしまうというw

 当初こそそのミスがショックだったものの、今では満足。慣れてくると多様な淹れ方が可能で、デザインもシンプルながら可愛いのです。

 

 

 ポーレックスのミルは、簡単に挽き目の設定でき、挽き目もそこそこ。シンプルなデザイン性に、携帯性も良く、手入れもしやすいと中々の性能。それに対し値段も7000円くらいとコスパが素晴らしいです。

 

 

 

 さて、道具は揃いましたが、

 

 

 

 

 

 

 

 

淹れ方、全くわかりません!

 

 

 

 

 

 

 グッズを購入した際に大下さんが、「コーノ式かなざわ珈琲」という本を貸してくれましたので、それを見て勉強するも、

 

 

 

 

 

さっぱりわからんw 

 

 

 

 

 

 淹れ方の基本をまず知らなかった上、静止画(本)だったこともあり、理解できず。初めて淹れたコーヒーは激マズでした。

 

 後に七不思議さんが、「豆と焙煎が良かったらどう淹れても美味しいけどね」と言っていました。実にそうだと今では思う反面、この初期のことを思い出すと、「どえりゃぁ下手なら不味くなる」ということもあり得ると学びました汗

 

 

 

 

 

 「どんな豆でも美味しく淹れるのがプロだろう?」

 

みたいなこという人がいますが、

 

 

 

 

 

はっきり言って違います。

 

 

 

 

 

 もちろん、その豆を理解し、その豆が最大限に美味しいと言える淹れ方はできるかも知れませんが、どうしても限界はあると思います。

 そもそも、それができるならスペシャルティは存在意義を失います。

 

 少しでも美味しい豆を作りたいという思いがあって、大変な思いをされながら生産してくださっている生産者に対しても、失礼な考え方と言えるだろう。

 

 ドリップをする、いわば抽出士は、美味しい豆を消費者(口や舌)に良い形で届けるための仲介役なのではないかと思える。

 

 

 ですので、美味しい豆を作ってくれる生産者さん、焙煎士さん、流通させてくれる方へのリスペクトを忘れずに、豆をより活かせるように勉強していきます。

 

 

・日々淹れる。

・前職場へグッズを持ち込み、毎日コーヒーを淹れる、振る舞う。

・気になることを実践してみる、比較してみる。

・喫茶店等で飲んで感じる。

・喫茶店等で話を聞く。

・本を読む。

・ネットを見る。

 

 

 ネット(動画含め)を見るということはあんまりしていませんが、にしても情報が多い!

 

 

 

 コーヒーに対する考え方、取り組み方は人それぞれで多く、色々見ても混乱します。道具によっても異なりますしね。

 とはいえ、豆が多ければ濃い、湯が多ければ薄い、温度が熱いと濃く、などなど、法則というか、科学的?な基本はあるので、それを組み立てていきます。

 蒸らしはどう、とか言い始めると長いので、今回は割愛。

 

 

 

 

 そんなこんなで学んできたものの、ある程度技術がついてくると、美味しい豆を仕入れている以上どう淹れても美味しい。という状態に。

 そして、誰かに飲ませているわけでもないので、フィードバックももらえない。

 

 

 わし、上達してる?

 

 

 となり、伸び悩んでいる感覚。

 

 

 そこで、視覚的にも客観的にもレベルアップがわかるように、検定を受けてみることに。

 検定を取ることで、"自分はコーヒーの知識を得た"という一つの到達点が目に見えることになると同時に、他者から見た時にも信頼を得やすいのではないかと思います。

 11月に講習があって、12月に試験があります。頑張りまーす。

 

 

 

 

 

 

 さて、これまで学んだ抽出法ですが、

 

JOKI COFFEE理論

コーノ式かなざわ珈琲

4:6メソッド

 

これまで得た経験、知識から豆を知り、計算して淹れる

 

です。

 

 

 JOKI COFFEE理論は、コーヒー教室で教えてもらった淹れ方。

 豆1:湯10で抽出。挽き目は中細挽き~中挽きくらいだったかな? 中心に作った蒸らし点(ホール)が凹んできたら、注湯して再度膨らませ、凹んできたらまた膨らませるようにして抽出する。ことが基本となります。湯温は深煎りなら低め、浅煎りなら高めとざっくり。

 よく見るレシピと比べると、使用する豆の量が多いという欠点(消費の多さ)を抱えるが、コーヒーの味をしっかり引き出すメリットがあり、中々美味しく淹れることができる。ドリップの仕方で濃さの調整が可能だが、逆にいえば慣れがなければ安定しない。

 

 

 コーノ式かなざわ珈琲は、借りた本から。

 コーヒーの抽出は後半に進むにつれ、味がなくなり雑味が抽出されるという考え方から、中盤以降は抽出せず。前半に濃い抽出液を作ってお湯を足す、という方法。

 味や香りを出しつつも非常にクリアな味わいになるため、初心者から上級者まで良い淹れ方ではないかと思う。JOKI COFFEEも七不思議も絶賛のドリップ法。一見、お湯を足すことで薄くなるように思えるが、意外にも薄くなることはない。先述したように抽出液は後半に進むにつれ味がなくなっていくので、それが水に変わっても大して問題ないのだ。この違いは、人によってはやや物足りなくなるかも知れないが、人によってはクリアで美味しいコーヒーとなる。

 全体の1/3の抽出液だけを作るので、最近流行りのミニサイズの水筒に入れて持ち運び、会社などでお湯を足して飲むという利便性もある。

 

 

 4:6メソッドは、世界一になったことのあるバリスタさん(粕谷哲さん)が考案した淹れ方で、粕谷さんとタッグを組んでPHILOCOFFEAというお店をしている梶さんから教えて頂いた。

 豆1:湯3×5の抽出。(例15g使用する場合、45g注湯を5回行う) 前半の40%甘さ、後半の60%で濃度を調整するという考え方です。浅煎りなら93℃、中煎りなら88℃、深煎りなら83℃が目安。

 45秒間隔で決められた湯量を淹れていき、1回1回落とし切り。挽き目は粗挽きの設定で、5回落とし切りでも雑味が出にくく、適度な雑味もコーヒーの味を形成すると捉えている淹れ方のように思います。

 ドリップの際に発生する泡は雑味の元と言われることが多く、落とし切る前に注湯する、ドリッパーを外す、と学んでいたのだが、4:6メソッドいわく、それは都市伝説とのこと。1回1回の抽出毎に、違う成分を抽出しているという。

 注湯量、時間が固定化されている為、再現性が非常に高く、初心者でも真似がしやすく、オールラウンドな味わいに仕上がるが、良くも悪くもオールラウンドである部分もある。

 

 以上3つ、ベースはあるが、それが正解ではなく、調整しながら自分の好みやドリップ法を見つけていくものとのこと。

 

 

 ちなみに、かなざわ珈琲や、4:6メソッドでいう抽出について検証もしてみた。

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 抽出を5回に分け、左から1投目となる。

 色の濃さが段々薄くなっていくのがわかる。味も徐々に落ちて、ほぼ水のようになっていく。

 1投目は蒸らしの段階で出た液であることもあり、味としては粗い。

 香り、味共に2投目が美味しく、投数が増えることに薄まっていく。

 

 

 

 

 そして最後の、大雑把な項目、「これまで得た経験、知識から豆を知り、計算して淹れる」。これはYou Tuber【岩崎泰三】から学んだ。

 

 静止画ばかりではイメージもわかない、とYou Tube検索してヒットしたのが岩崎泰三氏。

 岩崎泰三本人の雰囲気、コーヒーへの思い、動画の作り方(編集、BGM等)は、見ていてストレスがなく、参考にさせてもらうに至る。 岩崎泰三氏以外にもコーヒー系You Tuberは多いが、あれこれ見ても皆意見が違うので参考にし過ぎれないのと、肌に合わない感じがあり、見ていない。

 

 岩崎泰三氏が動画内でしているドリップは、コーヒー毎に違う方法をとっているもののベースはあり、豆20g中細引きを86℃のお湯で260g抽出すること。ただし、豆30gで260g抽出することがあったり、湯温が90℃だったりと例外はある。

 

 フレーバーを愉しみたい時は蒸らしをしっかり行って一気に注湯したり、しっかり味を出したいものは点滴ドリップでじっくりドリップしたりと様々だが、こうした目的でこうしていると説明がある。残念ながらそれを見ても、結果が自分の中に実感としてわからない欠点があったが、動画の登録者数が増えてきたおかげか自家焙煎の豆をオンライン販売するに至り、自宅で実践することが可能になった。(NOUDO)

 

 この方、焙煎技術も素晴らしく、試しに購入した豆がまた美味しい。届いた豆に合わせた(岩崎泰三理想の)ドリップができるよう、ドリップレシピもついてくる。が、正直ちょっとわかりにくい。

 

 

 岩崎泰三氏の動画や豆を通して学んだことが、

 

豆ごとに合わせたドリップを目指す

 

ということ。

 

 特に、再現性の高いオールラウンドな4:6メソッドは、比較をする上でも便利で一時期ずっとそのドリップ法だったわけだが、岩崎泰三氏のレシピによるドリップと比較して衝撃を受ける。味わいが全く違うのである。4:6メソッドの方はオールラウンドで美味しいが、引き立つものがない。岩崎泰三レシピだと解説もあるおかげか、豆の良さ、パワーがしっかり出て、感じることができる。

 

 4:6メソッドは便利だが、その便利さに甘え、豆との対話をしていなかったと反省をするに至る。(誤解を与えている恐れがあるが、決して4:6メソッドがダメということではない。4:6メソッドも素晴らしいドリップ法だ)

 

 

 動画内で岩崎泰三氏がこんな感じのことを言っていた。

 

「生産者や焙煎士には、どういった豆を届けたいという思いがあるはずだが、その声を消費者に届けるには至っていない。それも伝えていきたい。」

 

 これを聞き、逆にわしも消費者としてそれを感じ取ろうとしていなかったのではないかと反省したと同時に、美味しい豆に惜しみない努力をしてくれる生産者、焙煎士、それを流通させてくれる方へのリスペクトの念が芽生えた。(これまでもしているつもりだったが、曖昧なものだったようだ)

 

 

 わしは色々なことに興味を示す一方で、飽きやすいという部分がある。

 それが大きなデメリットになることはあまりないものの、突き詰めたいと思ったことでも、飽きてきてしまうことはやはりある。例えば、ツーリングが好きだが、高知県内は行き過ぎて県内ツーリングに気乗りしない、など。

 

 その点、コーヒーは、生産国、農園、精製、焙煎で数えきれないほど味があり、ドリップ(豆の量、挽き目、湯温、湯量、淹れ方、ドリッパー、ペーパー、またはネル)でも味が変わる。無限大といっても過言ではない。 そして食べるのが大好きなわしにとって、お菓子のお供としても最高である。飽きたくても中々飽きられないので助かっている(ヲイ)

 

 

 

 

 

 さてさて、コーヒーを学んでいく上で、さらに弊害になったことが一つ。

 学んだことを自分に中にひとつずつ固定していくと、コリコリに固まってしまったのである。

 

 例えば、

・ペーパーを*リンスするかしないか、どっちがいいかと検証して、した方がいいと思ったら、それに固定する。

(*リンス:ペーパーフィルターを使用する前に湯通しし、ペーパー臭さを取り除く。ドリップ後の味への影響があるが、気になる人は気になるし、ならない人はならない。フィルターの種類によってもペーパー臭さの強弱が異なる。)

 

・深煎り豆はぬるめのお湯の方がいい(83~85℃)

(温度が高いと味が濃く出やすい為、深煎りの持つ苦味が出過ぎてきつくなる印象)

 

など。

 

 コーヒーについて情報を得る中で、突き詰めれば突き詰められることは多い。ミニ四駆を少しでも速くする為に、カバーを肉抜きするように。(例えがマニアック)

 

 

 弊害と言ってきたが、突き詰めがなぜ弊害になるのか?

 

 

 弊害弊害といってきたが、実際に弊害というと語弊はある。

 言い直すと、コーヒーに対する考え方になる。

 

 

 

 これまた、気づかせてくれたのは岩崎泰三氏になるのだが、気づかせてくれたことは、

 

 

コーヒーは懐が広い

 

 

です。

 コーヒーもそうですが、それを感じる人の心の持ち方でもあります。

 

 色々説明し始めたら、かなりくどくなってしまったので、省略しながらお話します(たくさん書いてどえりゃあ量になったので、編集w)

 

 

 彼が、昔から愛用しているという"ポーレックス"ミルのレビューをする動画がありました。

 岩崎泰三氏は、手挽きミル最高峰と言われる"コマンダンテ"を所持しているにも関わらず、あえてポーレックスをレビューするのが面白いと思ったわけです。

 そして、わしもポーレックスとコマンダンテ、共に所持しています。自宅では電動ミル"みるっこ"、外でもコマンダンテがあるため、コーヒー趣味を始めた時から所持しているポーレックスが使われることはほぼなくなっています。故に、この動画に惹かれたかも知れません。ミルだけに・・・(惹かれる、挽かれる)

 

 

 豆を挽くと、どうしても微粉が発生します。

 微粉は、ミルが優秀であるほど少ないです。

 

 微粉はドリップの味に悪影響を及ぼす。

(例・中挽きや粗挽きにした豆をドリップしても、その中に極細挽き(微粉)がまざっていれば、そこだけさっさと抽出を終え、出がらしを出し続ける存在になる)

 

 なので、微粉をカットする道具すらあります。微粉をこすことのできる(ふるいにかける)缶が売られていたりする。

 微粉は邪魔だ!と、それを使って微粉を除去する人がいました。微粉も計量した豆の中に含まれているので、それをカットするとそもそもの豆の量も減るわけだが、そこは気にならないのかと突っ込みたくなるw

 

 話は戻って、

 精度の悪いミルならともかく、そこそこ良いミルであれば、微粉の存在によってコーヒーが不味くなるとは考えにくいです。"突き詰める"、となれば、その微粉(誤差)もない方がいいのかも知れませんが。

 

 岩崎泰三氏は、その微粉ですらコーヒーの一部として許容していました。

 

 

 ここで気づかされたのです。

 

・美味しい豆は、その程度で揺らがない。

・微粉による味もまた面白い(決してデメリットとは限らない)。

・何より、受け取り側の心の許容の問題でもある。

 

 

 コーヒーの世界に入りたいと思ったこと一部に、コーヒーの懐の広さがありました。色々なものを受け止めてくれるような、懐の広い飲み物という印象だったのです。悩み事があったら海と対話する、という感覚に近いといってもいいかもしれないが、違うかもしれない(結局どっち!?)

 

 そう考えた時、その誤差を愉しめないのはいかがなものか。

 むしろ、愉しめる部分ではないか、と再認識したわけです。

 

 

 岩崎泰三氏は、微粉カットの他に、目分量計量(経験のなせる技?)、ペーパーにリンスをしないというところもありますが、どれも考え方によっては誤差でありつつも、コーヒーの一部なのです。

 それらをカットせずに許容するという心の広さに、コーヒーが気に入った1年前を思い出しつつ、わしは魅せられたのかも知れませんね。

 

 

 コーヒーに携わっていても、先人たちから話を聴く機会がまずないので、そういう意味では良い出会いだったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 そんなこんなで1年が過ぎました。

 こだわりの豆を自宅に常備するようになりましたが、身近なお客さんを呼ぶことも難しいご時世(?)ですので、自分で飲むばかり。

 

 もう少しで緊急事態宣言もひとまず解除になりますし、わし自身もワクチンを打っています(といってもまだ1回目なんだけど)

 心に余裕ができましたら、ぜひ、お互い感染拡大に気を付けながらコーヒーを愉しみにきてくださいまし。(玄関にアルコール消毒準備。女性にも優しい保湿成分入りですwww)

コーヒー検証【アイスコーヒー直接急冷式】(おまけ:リンスについて)

 こんにちは。

 

 

 

 

 

 

 

 ぐふふ。

 

 

 

 

 

 

 

 ぐふふふふ。

 

 

 

 

 

 

 注文していた手挽きミル、

【COMANDANTE】!

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 オーストラリアから届きました。

 

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 早速、エスプレッソ淹れてみます。使用したのは中煎り豆。

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 Flairはコマンダンテ想定で作ったのか?と思えるほど、コマンダンテの受け瓶がジャストフィット。

 

 これまでエスプレッソ用に粉を挽いていたポーレックスⅡと違い、ポーレックスⅡ以上に細く挽いているにもかかわらず、楽!(ポーレックスⅡで中挽きするくらいの力)

 

 細かく挽けすぎて、これまでの挽けてない状態と同じようにエスプレッソを淹れようとすると、レバーが下りない汗 これまでのミルでは極細に挽けなかった分、タンピングを強くして誤魔化しておりましたので(意味あったかは不明)、これも良くなさそう。

 もうちょっと粗く挽いてみたり、タンピングを弱めて再チャレンジ。

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 写真ではわからないですが、理想の3層ができておりました。

 これまではできてなかったのに!

 

 いい買い物でした!

 

 

 

 

 

 さて、

 そろそろ梅雨明けでしょうか?

 本日、高知は久々に気持ちが良いほどの晴れでした。気温は高いものの、じめじめした感じはなく、室内で窓を開けて風を通すと気持ちよく過ごせました。(昼を過ぎると流石に暑かったですが)

 洗濯物や布団、クッションもチャンスとばかりに一気に干しました。うん。気持ちがいい。解放していなかった窓も開け放ち、掃除もします。

 

 あー、汗かいた。

 

 

 

 

 こんな暑い時にもってこいの飲み物、あります。

 

 

 

 

 

 

 

アイスコーヒー、飲んでますか?

 

 

 

 

 

 

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 2020年の夏前くらい?から始めたコーヒーライフ。素人のレベルで夏がきても、アイスまでする余裕はなく、アイスコーヒーを作り始めたのはこの夏から。

 思い出せば、始めたての頃は知識も技術も一切なかった為に、変なことしてまっずいコーヒーばかり作っておりました。そこから約1年。知識はまだまだながら、スキルはそこそこ上達してきました。慣れただけともいう。

 

 

 

 コーヒードリップに慣れてきたタイミングで、丁度よい夏です。アイスコーヒー、はじめました。

 

 

 

 そんなアイスコーヒーのお話を今回はしていきたいと思います。

 

 

 

 

〇アイスコーヒーとは

 

 アイスコーヒーは、その名の通り冷たいコーヒーです。こんなこといちいち言われなくてもわかるわい!って話でしょうがw

 アイスコーヒーは深煎りの豆で作るのが一般的と考えられているような雰囲気があります。そこらへんの喫茶店に行ったり、KALDIなんかに行ったりしても、アイスコーヒー用の豆は深煎りです。ですが、個人的にはフルーティさも楽しめるエチオピア浅煎りもとてもおすすめ。他の豆や焙煎度でやっても美味しいと思います。アイスコーヒーだから深煎りという先入観はいらないように思います。

 

 さて、ただアイスコーヒーといっても、作り方が大きく分けて3種類あります。そういったことの説明などを以下にしていきたいと思います。

 

 コーヒーに限らず、紅茶もそうなんですが、冷えていく過程でタンニンがカフェインと結合し、結晶化して白く濁る"クリームダウン現象"というものが起きます。なので、温度は一気に冷やすということが重要(浸漬法という例外あり)になってきます。

 

 

〇アイスコーヒーの作り方

 先述した通り、アイスコーヒーは一気に冷やさなければならない、という条件があります。つまりは、まずホットのように通常のドリップをしていくことになりますが、そこで方法が分かれてきます。

 今回は、その中にある直接急冷法について検証したことをお伝えしたい記事なのですが、一応、その他のやり方も説明しておきます。

 

 

直接急冷法

 ドリップしたコーヒーを氷で一気に冷やします。直接という名の通り、コーヒーを直接氷に当てることで冷やします。一般的にアイスコーヒーといえば、この方法で作られることが多いのではないだろうか? わしもこの方法で作っています。

 

 直接氷を当てることから、氷が解けてコーヒーが薄まりますので、ドリップするコーヒーは濃いめのものを少量抽出。冷やしていく過程で、丁度よい濃さになるというやり方。

 そしてこの方法にも2種、やり方があります。それは先入れ式後入れ式

 先入れ式、後入れ式、という名前があるわけではないですが、2つの方法を分けるためにも、ひとまずこういった呼び方にします。

 

先入れ式

 これはサーバーの中に氷を入れておき、そこにドリップをしていく方法。ドリッパーから抽出されるコーヒー液が、サーバーに入っている氷に当たって冷やされていく。

 

後入れ式

 ドリップを予めしておき、そこに氷を入れるか、または氷の入ったサーバーに移して一気に攪拌しながら冷やす方法。

 

 

間接急冷法

 直接が上記のような方法できたとなると、間接急冷法のやり方の想像がついたのではないでしょうか。

 コーヒーをドリップしていくサーバーがすっぽり入るボールのようなものを用意。そこに氷を入れて、サーバーを冷やしながらドリップする方法。サーバーを冷やす面積が増えるように、水も少し張ると吉。

 

 こちらは氷が解けてコーヒーが薄まる、ということはないので、ドリップ量は通常のホットを作る時と同じように淹れられる(技術的な)手軽さがある。ただし、直接急冷法に比べると、冷やすコーヒーの量も多く、間接的なこともあって温度の下がり方はやや遅い。

 

 

浸漬法

 これは、"一気に冷やす"とは考え方が異なる例外的な淹れ方で、水出しコーヒーということ。ダッチコーヒーとか、コールドブリューともいう。お湯を使った抽出をしないので、コーヒーの成分、味が抽出されにくく、時間が掛かるが、逆に言えば、クリアな飲み心地になり、作り方も置いておけばいいだけである。

 成分がでにくい分、豆は多めに必要。

 

 この浸漬法も3種類ほど方法がある。

 

漬け込み

 お茶用のパックなんかにコーヒーの粉を入れ、ピッチャーで麦茶を作るように水に漬け込み、冷蔵庫で1日ほど待つ。水出しコーヒー用に、フィルター内蔵のピッチャーも売っているので、それを使えばお茶用のパックは不要。

 最初に水に入れる際に、パックまたはフィルターに入れた粉をお湯で蒸らして浸けると、コーヒーの情報(成分、味)が多めに出て良いのではないだろうか。あくまで好み。

 

点滴ドリップ(ダッチコーヒー)

 ドリップポットを持って延々と点滴ドリップをし続けること、

 

 

 

 

ではない。

 

 点滴するように少量ずつ抽出できる専用のドリッパーに粉を入れ、水を注ぐ。じっくり点滴をしていくようにドリップされるのを気長に待って作る。

 

氷出し

 方法は点滴ドリップに似ている。豆を入れたペーパーに氷を入れ、その氷が解け出た水滴で少しずつドリップする。予め、蒸らすように豆を水で全体的に濡らしておくようにすると良いらしい。

 

 

 

 色々やり方がありますが、どれにもメリット、デメリット。というより特徴?がありますので、自分の生活スタイルや好みに合わせてできるといいかと思います。

 

 

 

〇直接急冷法2種検証:序章

 さて、直接急冷法について検証したことがあるので、今回ご紹介していきたいと思います。これが本題w

 

 アイスコーヒーそのものが始めたてなわけですが、その中でも最初の数回は、先入れ式で作っていました。サーバーに氷を入れておいてからドリップしていく方法ですね。

 

 実は、最初に知っていた淹れ方は後入れ式です。

 にもかかわらず、なぜ先入れ式をしていたかというと、4:6メソッドに出会うきっかけとなったバイト先(おそらくPHILOCOFFEAの梶さん伝授)でしていたからです。

 

 先入れ式で作っていて欠点だなぁと思ったのが、必ずしも抽出された液が氷に当たらないということ。氷がサーバーに敷き詰められていればいいんですが、液が落ちてくる部分はどんどん解けていくので、時間が経つとより落下時に氷に当たらなくなります。

 欠点改善として、ドリッパーを手で持って、氷に落ちるように落下ポイントを調整することである程度はカバー可能です。あくまで、ある程度。

 もしくは、水出しコーヒー用ポット(フィルター付き)のように、縦に長いフィルターがあれば、氷落とし続けやすいようには思います。

 

 そして、元々知っていた後入れ式は、"金澤流"から知っていました。

 

 

 ふと、直接急冷法でも先か後かというやり方があるが、どう変わるだろうか?と疑問に思ったわけです。

 

 単純に考えた時、

 

・どちらにせよ同じ量の氷を入れるので最終的に濃さは同じ。

・先入れ式の方が、1滴1滴を氷に当てていく分、よく冷やせる。

・後入れ式は後で氷に当てる分、先入れ式と比べてすぐには氷が解け切らず、冷えるまでにやや時間がかかる。

 

でした。

 

 まぁとりあえずやってみましょう。

 

 

 

〇直接急冷法2種検証:実践

 さぁ、愛用しているKONOのMD-21を使ってドリップしていきます。

 

 :15g

 挽き目:みるっこ8番(粗挽き)

 湯温:90℃

 4:6メソッド(アイスコーヒー版)で抽出。

 本来(ホット)であれば5回に分けて抽出するのを、3回までの抽出にし、残り2回分に当たる量を氷にします。(135g抽出液、90g氷)

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 まずは、ペーパーをリンスし、紙臭さの除けます。

 

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左は後入れ式。

右は先入れ式なので、氷を入れておきます。

 

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 共に抽出完了後(後入れ式は氷投入)に攪拌。

 完成です。

 

 

〇直接急冷法2種検証:結果

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味に関していいますと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大差はありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大差は!

 

 

 

 

 大差がないだけで、差はありました。

 

・意外にも、後入れ式の方が冷えていた。

(先入れ式は室温の影響も受けやすい?)

 

・後入れの方がキレがある。

(温度の下がり方、氷の解け具合による影響か?)

 

 

 味そのものに大差がなかったので、特にこだわることがなければどちらでも良いと思います。

 ただ、先入れ式の理想は、抽出中も氷に1滴1滴当てたいということながら、お湯を投入する間は調整がしづらいなど、どうしてもムラがでやすいと思います。作業的にも後入れ式の方が楽ですし、結果的に後入れ式の方が冷えていたということも考えると、後入れ式に軍配があるのではないでしょうか。

 

 なにより、後入れ式の方が気持ちのいいキレがありましたので、わしは以後、後入れ式でいきたいと思います!

 

 

 

 

 

 

〇おまけ:リンス検証

 

 直接急冷式の検証でリンスしていたんですが、

 

 

 

 

 

リンスってなんぞや?

 

 

 

 

 

 リンスというのは、ペーパーフィルターの湯通しのことを言います。

 リンスすることでどんなメリットがあるかというと、上記の検証でもちらっと言っていましたが、

 

 

紙臭さを消す。

 

 

ということですね。

 

 

 2か月ほど前まで、リンスはあまりしてませんでした。

 

 津野町のカフェ【七不思議】にて、「紙臭いのを取るためにやる。気になる人は気になる。」と聞いていましたが、自分はそこまで気にしていませんでした。リンスしなくても美味しかったからね。

 とはいえ、そんなことを聞いたもんだから、サーバーを温めるついでに「やっておうこうか」と思えばやることもありました。つまり、気分でやったりやらなかったり。

 なので、実際に必要かどうか検証してみようと思ったわけです。はい。

 

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 豆や湯温等の条件は同じく、ドリップ。

 違いは、ただリンスしたか、していないか。

 

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左はリンスなしで、サーバーのみ温め。

右はリンスありで、ついでにサーバー温め。

 

 この段階でサーバー内の匂いを比べてみると、

 

 

 

 

違う!

 

 

 

 

 リンスした方は、紙らしい匂いがします。臭いとは思わないにしても、紙の匂いがする。

 リンスなしは、そのままのお湯なので、お湯の匂いです。

 

 

 確認を終えたところで、お湯、捨てます。

 

 

さて、ドリップしていきますよ。

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できました。

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 ここでも匂い確認。

 

 

 あ、違う。

 やっぱり、紙っぽさがありますね。

 

 これまでリンスなしで淹れていても気にしていませんでしたが、紙臭さを一度感じると、よくわかるようになりました。

 臭いとまで思いませんが、当然紙臭さがない方がコーヒーの香りをストレートに楽しめます。

 

 

 

味も確認。

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 紙臭さを感じた上で飲むと、違いがよくわかるようになりました。

 確かに、紙っぽい感じがあるw

 

 

 味覚は鍛えられると聞いたことがありますが、こういうことなんでしょうね。

 意識して、体験していくことが大事。

 

 苦手で口に入れた途端に嘔吐しそうになっていたトマトも、トマト入り野菜ジュースから慣らしていった結果、嘔吐感なく食べられるようになったものね。不味いと思うことはかわらないけども。(ん?ちょっと違う?)

 

 

 

 これからも色々検証していこうと思います。

ではでは。

コーヒーグッズコレクション紹介します。第一弾【ドリッパー】

 

 こんにちは。

 

 

 

 昨日、クロネコヤマトから不在通知のメールが来ました。(実家の方)に届けましたが、不在だったので持ち帰りました、とのこと。

 特に何かを頼んだ覚えはない。誰かが何かを送ってくれたのだろうか。項目を見ると「クール冷蔵」と書いている。自分で頼んだという線はやはりない。

(以前のブログで書いたコマンダンテはまだ届いていないが、郵便でくる)

 

 とりあえず、実家に再配達依頼。実家は自営業をしているおかげで、営業時間内であれば誰かおり、実家宛にしておくと楽ですwww 逆に、営業時間外、定休日に荷物が届く場合、家に人がいるにもかかわらず、「あ、休みね」と業者が持って帰ってしまうことが多々(汗

 

 話は戻って。

 再配達依頼後、改めて問い合わせてみると、配達完了したようです。

 実家の母に問い合わせたところ、

 

 

「あんた宛の荷物はない!私宛にはきてたけど。」

 

 

という。

 

 

 あれ?

 

 

 しかし、改めてクロネコメンバーズのサイトで確認しても「配達完了」と出ている。

 

 

 どういうことだろうか?

 

 

 

 そして、今朝。

 実家に戻って改めて荷物の確認。

 

 やはり来ていないよう。

 

 以前、広島に住む祖母が自分宛にゼリーなどを送ってくれた為、祖母からのものだろうかと、祖母に電話して確認。

 

 

 

 結果、祖母からではなかった。

 

 

 

 謎は深まるばかり。。。

 

 

 

 

 

 と、言いたいところだが、

 以前、現住所宛に注文していた荷物が、配達完了になっているにも関わらず、現住所に届いておらず、なぜか実家に届いていた、という珍事件を思い出す。ちなみに、実家に届いていたものの伝票を見ると、宛先はしっかり現住所になっていた。(実家宛にAmazonを連発して注文していた為、業者が同じ流れで実家に届けた模様)

 

 つまり、今回も何かしらのイレギュラーが起きているのではないか?と疑うに至り、昨日届いたという母宛の荷物の伝票を確認した。母宛に届いた荷物の内1つは"かまぼこ"、つまり冷蔵物なのだ。

 

 伝票の宛先は、実家で、名前を見るに母宛になっている。

 

 

 

 が、

 

 

 

 伝票番号を確認すると、わしに来ていたメールの番号だった。

 

 

 

 母宛の荷物を、息子と間違えて問い合わせてくるて。。。

 

 

 

 

 

と、

いうことがありました今日は、休みです!

 

 

 

 

 

 コーヒー豆がもうなくなる寸前ということもあり、コーヒー豆を仕入れに行く&気分転換にツーリングといきたい。最近、ツーリング一切していませんでしたのでね。県内で行けるところ、わりかし行ってしまったのです(汗

 天気予報では昼過ぎから曇り、夕方に向かうにつれ雨、の様子ですので、雨にやられない程度を目指して出掛けようと思います。

 

 さて、コーヒー豆なのですが、わしが日頃気に入って購入しているのは大きく3店。

JOKI COFFEE大豊町

豆の種類(特に浅煎り豆)が豊富で、コーヒー豆そのものの良さを感じやすい、楽しみやすい。個人的お気に入りはエチオピア アラカ ウォッシュト浅煎りとニカラグア アナエロビコ浅煎り。

七不思議津野町

コーヒーへのこだわりやドリップスキルが高く、どんな焙煎度合いのコーヒーでも、透き通っている(薄いのではなく、文字通り透き通っている)。こだわりの豆に設定されている賞味期限からもこだわりを感じる。比較的浅煎りの豆が好きな筆者ながら、七不思議のスペシャブレンド(深煎り)はお気に入りである。

sumi coffee日高村?)

熱風式焙煎。焙煎士も人柄からして職人気質。こだわりの強いキャラクターながら、いざコーヒーについて話し始めると止まらない情熱がある。料理との関係性も意識されており、常に先を見据えた取り組みをしている。タイミングが限られるが、素晴らしい豆を、好みの度合いに焙煎してくれるのもありがたい。

 

 sumi coffeeさんが、「日高村?」と"?"がついているのは、販売店舗を持っていない為ですね。sumi coffeeさんのインスタを確認して、販売をする時に注文させてもらったり、どこぞのお店で取り扱いがあったりのタイミングが合えば購入させてもらっています。

 もちろん、今日はそういった予定はないので、他2店舗から購入が理想ですが、どちらも休み!

 

 

 と、困ったものですが、これはこれでチャンスというか、新しい出会いのきっかけでもあります。

 

 

 行ったことのない店に行ってみよう!

 

 

 と、目的地を須崎に定めて行ってみましたが、気になっていたお店は臨時休業。

 

 

 

 ここもかい。。。

 

 

 

 ちなみに、先にあげた3店以外で時折行くのが、十津にある「ハルノ珈琲」さんです。KONOグッズが置いてあるスペシャルティコーヒー専門店で、平野レミを思い浮かべてしまうような元気なおばさまがマスターをしています。KONOグッズがーと言いましたが、他にもHARIOやCAFECの商品があります。

 CAFECのフラワードリッパーの陶器製が欲しいので(コレクション目的)、購入ついでにそこでお豆を買おうと思います。

 

 

 

 それがこれ!

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 陶器製のブルーと、(フラワードリッパーの)4人用ドリッパーがなかったので、そっちも購入。

 青のドリッパー、とてもふつくしい。。。

 

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 上から見るとこんな感じです。

 花のような形をしていますでしょう?

 

 聞いた話では、このドリッパーの形はたまたまできたものらしい。奇跡というやつなのだろうか。。。

 

 

 

 

 と、ここで思いまして。

 これまで自分が集めたドリッパーを改めて出してみたくなりました。

 

 

 

 

 それが、こちら。

 

 

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 改めて見たら結構ありました。笑いがでる。。。(ヲイ

 

 こんなにたくさんあっても、結局1回に使うのはもちろん1つです。

 メインで使用しているのはKONOのMD-21。普段はこれで淹れて、時折他のドリッパーを使っています。

 ちなみに、飲み比べをする為に同一のドリッパーが必要なので、写真に写っているのとは別に、KONOのMD-21が写真の他にあと2つ(内1つは予備の未開封)、HARIOのV60が1つあります。

 

 

 せっかくなので、簡単に紹介していきます♪

 

 

 

 紹介をする前に1つ。

 

 ドリッパーには「リブ」と呼ばれる溝があります。模様といった方が見た目にはわかりやすいかも。

 先に写真にあったフラワードリッパーでいう花のような形のことですね。これらは見た目にも美しいですが、コーヒーの抽出に大きく関わります。

 具体的にいうと、お湯を注いだ時の湯通りに影響があります。それはそのまま味わいに影響します。

 

 

 

HARIO

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左から

・V60 02(1~4杯用)

・V60 01(1~2杯用)

・V60 MUGEN(1~2杯用)

 

 V60の01、02はグッドデザイン賞もとっているドリッパーです。確かに、見た目綺麗! 湯通りが速く、スッキリとした飲み口になります。

 

 昔でコーヒーといえば、「濃くて苦いもの」。あくまでわし個人の印象ですが、それ故にコーヒーが美味しいとは思いませんでした。そういったコーヒーが好きな人からするとたっすいと思えるかも知れませんが、このスッキリとした飲み口は雑味のカットにも繋がっています。コーヒーの美味しさを感じながらも、飲み口がスッキリするので、苦手な人でもコーヒーを楽しめるわけです。このドリッパーを使ってコーヒーを出しているお店もかなり多いです。

 

 写真に写っているのは樹脂製のドリッパーですが、同じ形状、サイズでも、材質が違うものがありあす。陶器製だったり、金属製だったり。材質によって値段はもちろん変わりますが、この樹脂製はとてもお手頃。しかも、どのメーカーの樹脂製も大体800円前後くらいしますが、HARIOは300円くらい! おそらく多く家庭に普及しているのは、このドリッパーとKalitaの台形ドリッパーではないかと。

 

 01と02の違いは、早い話が対応カップ数なわけですが、聞いた話によると2杯分淹れるのがバランスがよく、4人分はやや難しいそうです。ご家庭で淹れる際に何杯も淹れることはそうないでしょうから、基本的にはわしも01を使っています。 お客さんが来て一気に淹れたい時くらいですかね、使うの。

 ちなみに、大丸のキッチングッズのコーナーにいくと、さらに大容量のバージョンがありました。すご。。。

 

 そしてもう一つ。黒のドリッパー「MUGEN」

 これは最近でた新しいドリッパーです。1回でお湯を注ぎ切り、抽出完了を待つだけという代物。先ほど説明したドリッパーが高速で抽出するのとは打って変わって、1回でじっくり淹れようというドリッパーですね。1回で注ぎ切ることからお湯を大量に入れる必要があるので、1~2人用であるにもかかわらず、4人用ドリッパー同等の大きさです。リブもないに等しいくらいペタッとしてます。

 

 1回で注ぎ切って美味しいのか?という疑問を持ちつつ淹れてみたところ、思いの外美味しかったです。とはいえ、普段のドリッパーと比較するとやはりどこか物足りない感じにはなります。テクニックが不要な分、とりあえずお家でコーヒー飲めたらええねん!という初心者の方には向いていると思います。

 

 

☆CAFEC

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左から

・有田焼フラワードリッパー(1杯用)

・樹脂製〃(1杯用)

・樹脂製〃(2~4杯用)

 

 他のドリッパーが大体1~2杯用である中で、このドリッパーの小型は1杯用。淹れようと思えば2杯分淹れれますが、他のドリッパーに比べるとやや小さいので、使用するグラムによってはギリギリになります。 とりあえず見た目かわいい。

 

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 このようにリブが深いというか、大きく、その抽出速度はHARIOのV60を上回ります。このドリッパーを使用して、ドリップの大会で優勝した人もいるなど、注目度も高まっているドリッパーです。

 青色、かわいいっすw 他の色もありますが、個人的に好みはこれでした。

 

 

☆Kalita

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左から

・Kalita式101陶器製(1~2杯用)

・Kalita wave式WDS-155ステンレス製(1~2杯用)

 

 通称:カリタ式。これまで紹介してきた円錐ドリッパーと異なり、台形(左)と円柱?(右)です。

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 中をのぞくとこんな感じで、円錐形のように中央に大きな穴が一つ、ではなく、小さい穴がそれぞれ3つ開いています。

 円錐と形が異なるので、もちろん使用するフィルターの形も異なります。

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 台形ドリッパーは、フィルターも台形。

 下の波線部分を織り込んだ後、横の波線部分を織り込み、セットします。

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 小さい穴を3点でバランスよく抽出。

 

 これとはまた違ったものが、別ヴァージョンのwave式

 またまた専用のフィルターが必要です。

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 マドレーヌの型みたいなフィルターです。

 

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 そのまま中にすっぽり入ります。

 これも1~2杯用ですが、サイズとしては小さいので、多めのグラムでコーヒーを抽出するには不向き。先ほどの台形も同様。といっても、そういった淹れ方をしなければいいだけではあります。

 バランスを取りながらもじっくり抽出が可能なドリッパーなので、これまた美味しくコーヒーが抽出できます。京都にある日本チャンプが経営するOkaffe Kyotoはこのwave式を使っていました。HARIOのV60やCAFECのフラワードリッパーがスッキリ、クリアになるのに対し、じっくり出すタイプかと思います。

 ちなみに、このwave式も、写真のステンレス製以外に樹脂製の安価なものから金属製のものと、色々あります。このステンレス製は良いお値段で、7000円くらいしました(汗 さらにお高いので銅製のものもあります。材質の違いにより熱伝導が異なる為、少なからず味にも影響があるようです。

 

 

☆ORIGAMI JAPAN

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・ORIGAMIドリッパーS(1~2杯用)

 

 両方ともサイズは同じで色が白と紫です。

 このORIGAMI、デザインがめちゃくちゃ特徴的でかわいいのなんの。他社のドリッパーも色々なカラーがありますが、ORIGAMIは特に豊富で、約16色のカラーバリエーションがあります。わしはSサイズしか持っていませんが、2~4杯用のMサイズもあります。

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 このドリッパーは、他の円錐ドリッパーのように皿状になっている部分がないので、基本的に、写真にある止め皿が別途必要です。

 止め皿も2種類あり、樹脂製(左)、木製(右)があります。

 どちらもかわいいですが、木製はやや高級感が感じられます。ただ、木製は樹脂製のようにギザギザの枠になっていないので、やや不安定(固定がされない)です。樹脂製はギザギザがあるおかげでドリッパーとフィットし、抜群の安定感。ORIGAMIの多彩な色とも合うのがGood! 木製は白と合います♪

 性能もさることながら、デザインがとても優れており、これを使用しているお店も少なくないように思います。

 

 さて、このORIGAMI。面白いことに、フィルター2種対応なのです。

 

 どういうことか?と言いますと、

 形は一応円錐ということで、円錐フィルターを以下のように使用できます。

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 しかし、これだけではありません。

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 なんと、Kalitaのwave式のフィルターも使えます! 見事に形、合います。

 

 もちろんフィルターの違いにより抽出のされ方に違いがあるので、味わいも変わる。

 

 

 

 

はずですが、思えば飲み比べをまだしていないので、後日検証してみようと思います。丁度2つあるので、比較はしやすいですw

 

 

☆その他(その他て。。。

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左から

・KINTO SCS ブリューワー(1~2杯用)

KEY COFFEE Noi クリスタルドリッパー(1~4杯用)

 

 1つ目はKINTO。シンプルで生活になじみやすい食器メーカーで、雑貨屋に行くと必ずといって良いほど取り扱われているメーカー。ですが、すんません。。。KINTOドリッパーはまだ使ったことなしですw

 KEY COFFEEのクリスタルドリッパーは、バイト先で使用しています。クリスタルというだけあって、それらしいリブの形状です。基本的に1~2杯用のドリッパーを中心に集めていますが、こちらは1~4杯分のサイズのみです。これもそこそこ抽出が早いイメージです。

 

 

☆KONO

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1番奥

・MD-41(2~4杯用)

中央 左から

・MDK-21(1~2杯用)

・MDN-21(1~2杯用)

・MD-21(1~2杯用)

手前

・ネル(3杯用)

 

 さぁ、ついにやって参りました。愛用しているKONO式です。

 奥の2~4杯用の話はHARIO V60と同様です。

 手前のネルは、興味があるのでその内やろうと思い購入していますが、まだ手を付けてはいませんw これまではペーパーフィルターのお話でしたが、これはネルというもので、同じくハンドドリップではありますが、フィルターが異なるわけです。ペーパーフィルターは、コーヒーの油分まで吸着する為、飲み口がスッキリするという特徴があるのに対し、ネルはペーパーフィルターより目が粗いため、油分も抽出されます。それによりまろやかな味わいになるのが特徴。これもその内試してみたいと思います。

 

 

 さて、

 なぜ愛用しているKONO式を後の方で紹介しているかというと、リブが他社製品とまた違う意味で特殊なのです。

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 このドリッパー、リブが途中までしかありません。

 そしてこの3種。リブの長さが違います。左から右にいくにつれて、リブが長くなるように並べてあります。1つ目と2つ目は同じ高さに見えますが、ちょっと底の形が違うので、実際には

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 こんな感じです。

 

 リブがない部分は、ペーパーがドリッパーに密着し、空気を逃がしにくくなっている為、抽出がゆっくりになります。その為、じっくりと抽出ができるので、比較的濃いめのコーヒーが出来上がります。つまり、一番リブの長い右側は、抽出速度が3つの中で一番早く、スッキリめのコーヒーが抽出可能です。

 しかし、これ、もし右側のドリッパーも、左側のドリッパーと同じ高さまでしかお湯を入れなかったとしたら、一緒なんですよねw ある程度の量を入れることで、差が出てきます。

 

 左側のドリッパー(MDK-21)が3種の中では最新のモデルで、3種の中では初心者用という立ち位置で、その逆、右側のドリッパー(MD-21)は上級者向きと言われています。

 なぜMDK-21が初心者用とも言えるかというと、リブが一番短いことで湯だまりがしやすく、誰が淹れても同じようにお湯が溜まって抽出されやすいという形状なんです。初心者だろうが上級者だろうが、毎度同じように味を出せるというメリットがありますが、逆に言えば工夫がしづらいというデメリットでもあります。

 

 上級者向けと言われているMD-21は、リブが長いことで味わいのコントロールが可能となります。逆にいえば、コントロールができる分、良くも悪くも味がぶれやすくなります。ちなみに、わしが使っているのはこのMD-21です。(上級者と主張しているわけではない)

 まだまだコーヒード素人だった時に、ドリッパー2つ買って同時に抽出していたところ、豆の種類も挽き目も同じなのに、片方がやたら湯通りが遅く、味が濃くなったことがあり、なんでだろうと思っていましたが、そう、同じKONO式でもドリッパーの種類が違っていたんですね。このリブの長さ、ちゃんと観察しないとわからないにも関わらず、稀に雑貨屋で売っていると思っても、大して説明なく売っていた為、素人には違いがわからなかったわけです。 もともとMD-21を所持していたところに、そのことを知らず、単純に買い足したドリッパーが違う種類だったということですね。

 

 そんなこんなで、このMD-21。他のドリッパーに比べ、突出した使用頻度なので、これ一つ使用感が凄いです。なので、抽出比べ用に同じものをもう一つ買い足したとは別に、壊れた時用の予備としてもう一つ未開封を準備しています。

 

 

 さて、KONO式ドリッパー。実は特別なデザインなものが多数あります。

 他社ドリッパーも、材質が違ったり、色が多彩だったりと数種類あるのですが、KONOは樹脂製のみ。ただし、記念カラー等が多数あり、かつ限定販売なので数に限りがあります。コレクターがいるぐらいで、津野町のカフェ七不思議さんも、店内にコレクションして飾っています。「貴重なものなので触らないで」と注意書きもあった気がします。

 最初は使えたらいいねん!という思いでしたが、気づけば自分もかわいさに惚れてコレクションしていました(汗 絶版品ばかりで、オールコンプはかなり厳しいので、それは流石にしていませんが、気に入ったものは手元にゲッツ!

 

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 左上のクリアのものは復刻モデルで、フォントも今と違います。

 他の4色は2020年限定カラーで、本当はもう1種類、黒色があります。

 この4色に手に入れられなかった黒も入れると、になるんです。2020年にあるはずのオリンピックも、コロナで延期していますが。

 

 最初は青だけ購入していたものの、

 

もいいな」

 

「いや、もいいな」

 

等と思っている内にこんなことに。

 

 ただ、残念ながら黒という万人受けのカラーはどの店舗からも即座に消えてしまい、手に入らず。ネット通販で見つけ購入できたものの、中々発送されないと思ったら、「すいません、品切れでした」と連絡。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結果、黒は手に入らず。代わりに復刻版を購入して、この5つを本棚に飾ってます。

 

 普段使い用にもカラータイプがあるといいなと思いますが、愛用しているMD-21はカラーバリエーションがほとんどない(むしろある?)。時折、どこぞの喫茶店がコラボした限定デザインで売っていることもありますが、そうしたもの以外では見かけません。残念。

 

 

 

ちょっと番外編

 

☆月兎印&COFIL

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左から

・月兎印 有田焼 セラフィルター

・COFIL fuji

 

 これはペーパードリップやネルとも違う、セラミック製のフィルターです。ペーパーレスでそのまま使用します。使用していく内にコーヒーのカスが目詰まりするデメリットがあるものの、目詰まりしてきた際に素焼きすることで目詰まりの解消ができ、半永久的に使用可。ペーパーのように捨てなければならない資源がない分、エコであるとも言えます。ちなみに、同じようにペーパーレスのもので、ステンレス製のフィルターもあります(わしは未所持)。

 

 セラミックフィルターに興味があったものの、手軽なペーパードリップのドリッパー(樹脂製)に比べると値段も張ります。

 

 が、見てくださいこの見た目。

 ええじゃないか!

 

 月兎印のセラフィルターも渋さの中に丸みある温かさを感じいいデザイン。

 そして、COFIL fuji。"fuji"というだけあって富士山デザイン。なんと面白い。ドリップする際には写真のように逆さにしなければなりませんが、飾っておく分には可愛い富士山ドリッパー。カラーバリエーションも数種あり、紫好きとしては紫が欲しかったんですが、fujiということで、まぁ青が無難だろうと青を購入。手入れのこともあるしとちょっと敬遠して、どちらもまだ未使用です(ヲイ これもまた使っていきたいと思います。

 

 

 

 そして、大量に出したこれらのドリッパーを片付けようと棚を整理していたら、まだありましたよドリッパー。忘れてたよ、ごめん汗

 

 

☆UNIFLAME

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・コーヒーバネット

 

 って、なんやねんこれ!

 

 と、なりましたらすいません。これがバネットです。

 アウトドア用品のメーカーが手掛けている、アウトドア用のドリッパーです。アウトドア用、つまり携帯性!

 

 

 展開すると、

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 ドリッパーらしい形になります。

 

 そして、また小さくすると、付属しているケースに入れ、かさばらないドリッパーとなるわけです。

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 素晴らしいグッズだ。

 

 

 さて、ここで一つ思い出してほしいリブのお話。

 ほぼ空気に触れてますよね?

 リブの広さで高速さが特徴のHARIO V60やCAFECのフラワードリッパーですが、これなんてリブどころじゃないよと。

 

 一度デイキャンプに行った時に使ってみたのですが、案外普通でした。

 それでわかったことですが、もちろん普通にお湯が通って行く前提がある中で、その速度をあえて遅らせるのがリブであると言えるでしょう。

 V60やフラワーは速いとか、KONOのMDK-21に関しては遅いとか、基本はゆっくりだけど、速いのがある!と、バネットに出会うまでは考えてしまっていたのですが、リブどころじゃないバネットは、その考えでいってしまうと急速と思うってしまうのです。

 しかし、そりゃ穴があってそこに引力で落ちていくわけですから、どちらかというと、リブで湯通りのスピードを遅くなるようにコントロールしていると考えれば納得です。

 

 

 

 ドリッパー一つとっても、中々奥が深いですなぁ。

 どのドリッパーが抽出が速いとか、セラミック製はどうとか、ネルはどうとか、まだまだしてみたい検証もたくさんありますので、これからちょいちょいやっていこうと思います。

 

 

ではでは。

7月始まります。

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 梅雨ですねぇ。

 

 洗濯物が干せないので困っております。

 室内干しする設備(?)が整っていないので、干せないのです。ちょっとだけでも干せるように整えましたが、良い環境とはいえないので雑菌が繁殖しやすく、タオルなんか臭くなりやすいです(汗 梅雨よ、終われ!www

 

 

 

 さて、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

 4月から無職(一応少し働いてます)のワタクシですが、気づけば7月になろうかというところまでやってきました。まだ失業保険はおりていませんので、頂いた退職金を消費して生活をしているところです。

 コーヒーに携わる仕事ができているので、個人的には今の生活気に入っていますが、学生バイトレベルの仕事量および収入なので、いつまでも続けられるわけでもなく。ちょこちょこ今後を考えていく必要もあります。

 

 今年度はコーヒーの勉強に専念し、目標がコーヒーインストラクター検定2級の受験および合格なのですが、これまであまり座学ができておりません。調べてみると年2回ある受験の内第2回目の応募が迫っている。。。

 自由な時間が増えた途端、無駄とまでいわないにせよ、時間配分的なものが雑になってしまっております。やりたいことは多いけれど、悪い意味で焦りがないといいますか。そろそろ時間調整をしながら取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 さて、

 

 前職の時にはペーパードリップ100%のわしでしたが、「Flair Espresso Maker」を購入してから一気にバリエーションが増えました。

 エスプレッソ単体で飲むことはほとんどないですが(最初は飲んだ)、派生形の飲み物が本当に美味しいです。

 

 

・カフェラテ

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 エスプレッソにスチームミルクを注いで飲みます。

 この写真はバイト先のエスプレッソマシンで作ったもの。

 

 アートは見た目で楽しむ部分でありますが、上手にエスプレッソおよびミルクが準備できた証でもあります。泡立ちが悪いと綺麗に描くことはできず、味わいにも影響します。泡立ちが少ないと描けず、水っぽくなります。逆に、泡立ちすぎてもエスプレッソに泡が盛ってしまうのでアートはできず、飲んだ際にも泡の感じが強いです。上手いことバランスよく作ることができると、綺麗なアートが描ける上(アート技術も必要)、飲み口もまろやかで美味しいのです。

 自宅にはスチーマーがないので、スチームミルクは作れませんが、フォーマーでフォームミルクを作っています。スチームミルクとフォームミルクも似ているようで違うものなので、スチーマーと同じようにとはいかず、難しいですが、なんとか上手くいくと、

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こんな感じになります。

 

 ミルクは60℃前後にすることで甘さが引き立ちエスプレッソと合わせて本当に美味しくなります。

 

 

・アイスラテ

 エスプレッソを抽出するまではカフェラテ(ホット)と同じ。

 牛乳は温めない上、スチーミングもしないのでアートを描くことはないですが、エスプレッソとミルクのグラデーションが綺麗です。加えてアイスということで、夏にはもってこいの清々しい飲み物。

 アイスを乗せてラテフロートにしたり、コーヒーゼリーを底に敷いてカフェゼリーラテにしてみたりと、手を加えるのも面白い。

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カフェゼリーラテ

 スーパーで買ってきたカフェゼリーを細かくして入れるだけ。ストローで吸えるので、喉ごしも良し。

 

 

シェケラート

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 エスプレッソと特製シロップ(蜂蜜、きび糖、お湯を混ぜて作る)、氷をシェイカーに入れてシェイクシェイク!気分はバーテンダーwww

 シェイクし過ぎても泡立ちすぎるので、適度に。でもしっかりシェイク。すると綺麗に2層になります。

 これも冷たく、シロップの甘さでまろやかに飲めます。

 

 

・アフォガード

 抽出したエスプレッソをアイスにかけて食べるだけ。

 スライスアーモンドをトッピングするとかしても美味しい。

 

 

 自宅で作っているのは今のところこれくらいですが、他にも派生はあります。お湯で割ってドリップコーヒーに近い味わいにするアメリカーノ。スチームミルクやフォームミルクの割合でも変わる、マキアートフラットホワイトなど。

 

 

 このような感じでエスプレッソに手を出し、楽しみ方も増えていったわけですが、エスプレッソを作るためには、コーヒー豆を極細挽きにしなければならないという条件があります。しかし、自宅にある電動ミル"みるっこ"では極細挽きにはできません。たとえ設定で一番小さいメモリで挽いても、極細引きには至らず、抽出時にじっくり抽出できず「シュパーッ」と一気に出てきてしまいます汗

 手挽きミル"ポーレックスⅡ"を持っていて、これならまだ挽けますが、これで一番小さいメモリにしても、豆の種類(煎り具合)やその日の環境(湿度など)によって上手く挽けないことも多々あります。特に、浅煎り豆をメモリ1で挽くのは修行のレベル。と、まで言わないにしろ大変で、かつブレードに負担が掛かっているだろうなと汗

 

 エスプレッソを淹れること自体はドリップに比べて少ないわけで、その為にエスプレッソ用のミルを数万掛けて買うべきか悩む。しかし、それがないとエスプレッソが安定して飲めない。。。

 

 

 と、悩んでいた時に思い出す。

 

 

 

 

「あ、欲しい手挽きミルあった。」

 

 

 

 

 

 その名は、

 

「COMANDANTE-コマンダンテ-」

 

 手挽きミルだが、電動ミル並みのお値段がする高級品。お値段3万と少し。

 自分は使ったことはないが、手挽きミルなのに業務用機械レベル、下手しそれ以上に挽き目が安定、均一で、挽き目の調整も幅広く可能。デザイン性も高く、手挽きミルとして欠点(?)と言われるゴリゴリするのが大変ということにも強い。かなり軽く挽けるらしい。

 

 と、良いことしかないようなミル。

 コーヒーの世界に入って欲しかったミルではあるが、高額だったこともあり、一旦保留。お手軽価格で携帯性も性能もそこそこで手入れのしやすいポーレックスを選択した。

 ポーレックスの選択そのものに後悔はなく、大変重宝した。

 

 

が、

 

 

 その間に、コーヒー関連のYouTuberがコマンダンテを紹介する動画がたくさん出始める。

 コマンダンテはどんどん品薄になり、売り切れ。

 売っていても品薄なことから値上りしており、4~5万という相場に汗

 何種類かあるデザインの中から目を付けていたものも、原材料が手に入らなくなったことから消滅。

 

 

 

無念。。。

 

 

 話は長くなりましたが、今回のエスプレッソの件で、憧れのコマンダンテを思い出したわけです。

 これならエスプレッソ豆を挽くだけでなく、デイキャンプ用の手挽きミルをグレードアップできる。

 

 

 結果、もともとの価格よりは高くなってしまっているものの、約45,000円で購入するに至った。現在、オーストラリアから輸入中。(コマンダンテ自体はドイツ製)

 21日に注文し、まだオーストラリアにあるようです。本当に届くでしょうか汗

 

 

 

 スチームミルクを作る練習がしたいこと、自宅でも気軽に提供できることを考えて、エスプレッソマシンの購入も考えましたが、高額な金額を費やし家庭用最上位を購入したとしても、業務用には勝てないだろうということ、ドリップコーヒーに比べて飲む機会は少ないだろうということ、を考えます。そもそも手動式の「Flair」があるので、正直手間は掛かるものの、エスプレッソ自体は容易できます。

 スチームミルクができないのがネックですが。

 

 ということで、エスプレッソマシンの方はしばらく保留。

 調べると、6万ほどでスチームミルクを作るマシンがあるようですが、全自動で作ってしまうらしく、練習には不向き。

 ありそうでない、スチームだけのマシン。。。

 

 話、大分それましたが、コマンダンテが届いたら、改めてレビューしていきたいと思います。

 

 

 

 とまぁそんなこんなで、コーヒー生活を楽しんでいますので、ぜひ遊びにきてくださいませ。

 

 

 コーヒー以前に食べ物好きなわしですので、コーヒーのお供は常に探しております。

 パン教室に興味があったところ、姉上より誘われたことをきっかけに参加。

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 クロワッサンを作ってみちゃいました。

 そこそこ難しいパンのようですが、先生の度々も手直し協力のおかげもあって、初めての出来とは思えない美味しいクロワッサンができました。先生の手直しがなかったら、初めてらしいことになったでしょうw

 コーヒーに合いますねー。

 

 

 

 今回は簡単なコーヒー事情をお話しました。

 本来であれば、まだまだネタがあったんですが、溜め込んでしまった時点で熱が冷めてしまい。。。にもかかわらず、それを消費しないと次が書けない!という心理的縛りがあり、中々ブログを書くに至らなかったので、思い切って過去のネタは放棄。改めてネタ回収をしていきたいと思います。溜め込むのダメ!絶対!

 

 コーヒーの検証など、度々していますので、そういったことのお話や、座学勉強について一緒にしていけたらと思います。ブログのネタになると思うと、座学もモチベーションがあがるのでw コーヒー座学をすること自体は苦でないのですが、最初にも言った通り、悪い意味で焦りがないので、やる理由がさらにあった方がいいかなというところです。

 

 

 

 Instagramの方、よくアップしていますので、よければ見てみてください。

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ではでは。

数か月前から行ってきた喫茶店やらわしの活動やら、ここらで一気に清算します! それで、次からちゃんと書いていきたい(ヲイ

 

 

 

 さてさて、早々に次の記事を書いていきます。

 1ヵ月以上ブログが書けなかったことで、書きたかったことが溜まりに溜まってしまいました。新しいネタを仕入れる度に溜まっていたものがより放置されるか、新しいネタが溜まっていくかという状態に。少々雑ですが、一気に出していきます!

 

 そもそも1ヵ月おきごとぐらいの更新になっていたせいで、似たように一気放出になっていたような気もしますが。。。以後気を付けていきたいね!(汗

 

 

 写真も溜まり過ぎて、どれをどう使うか整理にも困る、、、えーとえーと。。。

 

 

 

 

 話は戻りまして。

 時期はばらばらというか、時間軸も気にせずお伝えして参ります。

 

 

 

 コロナがまだ落ち着いていたというか、今ほど大変でなかった時期に、京都に行っておりました。気になるカフェがあったこと、食べたいモンブランがあったこと、京都住まいの友人に会いたかったこと。

 

 

 

 まず、カフェ。

 

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 【Okaffe KYOTO(オカフェキョウト)】というカフェがあります。

 

 こちらは日本のバリスタ大会で優勝した経験のある方が営んでいるカフェ

 日本一のコーヒーがどんなものなのかと興味があり、行ってきました。

 

 ここのマスター。聞いた噂では、コーヒーについて素人だったものの、興味を持って2年で日本一(優勝)になったそうです。すごいのー。

 

 

 このようにGoogle Mapを頼りに店に向かったところ、

 

 

 

 

 

 

 

店が、、、ない。。。

 

 

 

 

 

 探せど探せど店は見当たらず、写真のような看板もない。

 Google Mapが示す先には、違う喫茶店があるのです。

 

 

あれ?

 

 

 周辺をしばらく歩き回り、もしかして、狭い路地の中にあるのでは?と疑いはじめ、

 

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 見つけました。狭い路地を。

 

 看板、小さいwww

 

 

 

 その路地を抜けていくと、1枚の写真の看板、入り口が見えて参りました。ふぅ。良かった。

 

 

 早速店内へ。

 入口にはコーヒー豆やグッズが配置され販売していました。

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 豆に関しては試飲ができ、ありがたい。

 

 グッズとは?という話ですが、コーヒー関連のグッズの他、マスターの写真で作られたクリアファイルなど、一風変わったグッズが。マスターはアイドル的な感じなんでしょうか(汗 それはそれでいいんだけれどもw

 

 お恥ずかしながら、そこそこ前の話なのでここで何を飲んでどんな味だったかということを忘れてしまっている私です。

 

 ちょうど昼食時だったこともあって、昼食にカレーを。食後にシングルオリジンのコーヒーを1杯とマキアートを飲んだ記憶があります。豆の種類が思い出せない。。。

 

 

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 どんな味だったか忘れたコーヒーではありますが、「うん、うまい」と思った記憶はあります。流石日本一。

 

 しかし、

 

 テレビでとても美味しそうに紹介されていたものを食べてみると、思っていた程でなかった!といったことはありませんか?

 それと同じように、これがNo.1だ!思うことはありません。誤解を与えてしまいそうですが、不味い!とか、思ったほどでは。。。という意味ではありません。改めて言いますが、間違いなく美味しいと思いました。

 

 ではどういうことかというと、好みの問題が出てくることなどがあげられます。

 

 ご存じの通り、コーヒー豆には無数の種類があり、焙煎の度合い、仕方も様々。味が多数あるということは、もちろん好みの問題も出てきます。極端な話、豆と焙煎が良ければ美味しさの条件は整っているので、あとは自分の好みの豆(焙煎含む)を自分好みの味わいになるようドリップで調整する感じです。

 

 となった時、日本一と言われるだけあって技術は素晴らしいのでしょうが、=それが日本一美味しいというわけではありません。

 何が言いたいかというと、地元にあるこだわりの喫茶店も全然負けていないということです。特に、それぞれがそれぞれの考え方に基づいてコーヒーを出してくれているので、味わいも様々です。その中から自分に合った喫茶店に出会いたいものです。ちなみに、わしは数店見つけています。それぞれがそれぞれに美味しいので、自分の中でも順位を決めるのは難しいですが。

 

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 話は変わって。

 ここで初めてマキアートを飲みました。

 

 マキアートはエスプレッソ系統の飲み物です。

 

 エスプレッソは、簡単に言うと、豆に対して少量のお湯で圧力を掛け、特濃のコーヒー液を抽出したもの。

 一般的なドリップコーヒーは、大体12gの豆で120~150gのコーヒーを作ることが多いように思いますが、エスプレッソは、12gの豆で30gくらいの量でしょうか。かなり特濃。極深煎りの豆を使うことが一般的なようですが、最近では中煎り、浅煎りを使って出す店も見られるようになりました。

 本来コーヒーをあまり好んでいなかったわしとしては、正直この特濃コーヒーは口に合いません。目は一発で覚めますがw ほとんど飲んだことがないものなので、何が美味しいかという基準もないですが、ただ苦味が凄い。味を知るためにと最近は飲むことがありますが、角砂糖を1個足したくらいでは苦さは一切薄れず。。。聞いた話だと、本場では砂糖をこれでもかと突っ込んで飲むらしく、そうして初めてエスプレッソから豆の良さを感じられるようになるとのこと。今度やってみよう。。。

 

 

 さて、このエスプレッソから派生した飲み物が色々あります。

 

・カフェラテ・・・+ミルク

カプチーノ・・・+泡立てミルク

・マキアート・・・+少量の泡立てミルク

 

などですね。

 エスプレッソとミルクの比率もあります。

 

 ちなみに、カフェオレはドリップコーヒーにミルクを加えたもの。

 

 

 エスプレッソにまろやかなフォームミルク(泡立てミルク)が加わることで、激苦だったエスプレッソは大きく生まれ変わり、激苦だったのが嘘のようにマイルドな味わいになります。

 ということもあまり知らず、初めて飲んだオカフェのマキアート。

 

 

 

 

 めちゃくちゃうまいんですけど!

 

 

 

 

 ラテアートも可愛いので、なんて素晴らしい飲み物なんだと感動しました。

 ここからエスプレッソに興味がわき、手動式エスプレッソマシン【flare】の購入に至ったわけです。

 

 個人的には、さらにミルクの多いカプチーノが特に好みですね。

 

 

 と、そんなこんなでオカフェキョウトを堪能し、地元のカフェの良さの再発見にも繋がりました。

 

 

 

 長い話になりましたが、次にモンブランのお話。

 

 京都には有名な高級モンブランのお店【紗織(さをり)】があります。

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 こんな感じでいいお値段(反射して見にくい!)

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 友人いわく、人気店らしく、普通に行っても食べられない。整理券式になっているとのこと。

 店の開店自体は10時だが、朝早くから配布される整理券を入手しなければならないらしい。その整理券によって入店時間が決定。

 

 ということで、朝7時に到着するよう友人に店まで送ってもらう。(ありがとう!)

 

 

 だが、

 整理券配布自体は9時からだったようで(日による)、整理券を貰うために9時まで並ばなければならない様子。ぐぬぬぬぬ。平日でこれか。。。と思ったことだった。しかし、すでに並んでいる人もいてびっくり。

 

 寒さに耐えながら立ちっぱなしで並ぶ。普段はこの待ち時間が時間の無駄遣いと思い、並んで待つという行為はしたくない人間である。しかし、仕方ないであろう!(泣

 スマホでコミックアプリやゲームアプリを開いて時間を潰す。どんどんなくなるバッテリー。あとで友人と合流する際にバッテリー切れになるのはまずいと、それらもやめて棒立ちする。

 

 ようやく整理券配布の時間がやってくる。

 しかし、そこからも開店時間まで待つ必要がある。とはいえ、もう整理券は貰っているので、時間さえ守れば入店は約束されている。どこかのカフェでコーヒーでも飲み、体を温めながら時間でも潰すか。と散策。

 

 

 

 

 

 

 

 喫茶店ない。。。

 

 

 

 

 

 コンビニでホットコーヒーを購入して公園で座って休憩することになった。

 

 

 

 

 

 ながいながい時間の後、

 

 

 

 

 その時はきた。

 

 

 

 

 

 丁寧に店内へ通されていく。

 

 

 

 

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 一席一席、丁寧にセッティングされている。そして、1組ずつ丁寧に案内がされる。

 

 

 案内される中で、テイクアウト商品の説明があり、いかがですか?と勧められる。

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 紗織はメインメニューのモンブランこそテイクアウトはしていないが、テイクアウト専用メニューがある。お土産にいいんでないだろうかと購入を検討。

 ということで、欲しいことを伝えたが、なんとテイクアウトの販売開始は11時からとのこと。10時30分には食べ終わるとして、残り30分待たなければならないのだろうか。

 

 

なぜ、勧めたし。。。

 

 

 

 

 

 2種あるモンブランでお高い方、最高級丹波栗を使用したモンブラン「紗」を迷いなく注文。せっかくだからね!

 お客さんが多かったので、注文を聞きに来てくれるまでも、モンブランが来るまでもやや時間が掛かったが、待望のモンブラン登場。

 

 

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ふつくしい。。。

 

 

 「真ん中から切って頂きますと、綺麗な断面を見ることができますよ。」

 

 

 

 

 

と、スタッフさんがいうものだから、

 

 

 

 

 

やってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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崩壊しました(泣

 

 

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 急いで片側を修復。多分こんな感じになるはずだったのではないかと。。。

 

 

 早速悲しいことが起きましたが、味に変わりはないはず。

 いただきます!

 

 

 

 

 

 

 

!!!

 

 

 

 

 

 

 これは、うまし!

 

 

 

 

 ケーキ屋さんで買うモンブランも色々ありますが、モンブランだなって素直に思います。

 紗織のモンブランは、モンブランっていうか栗です。栗。和栗を食べているというのがよくわかる味わいなのです。クリームはふわふわで、中に敷いているメレンゲはサクサク。クリームの量が多いので、このサクサク部分の存在は大きい。

 

 そうそう。紗織のモンブランはおやつ気分で食べる量ではないので、お腹を空かせて来てくださいとのことです。

 

 

 とても苦労(待ち時間的な意味で)しましたが、大満足です!

 不思議とまた行きたいとはそこまで思っていないが、人にはお勧めしたい!

 

 

 

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ごちそうさまでした!

 

 

 

 

 食後、また30分ほど待ってテイクアウト商品の購入を。

 

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 案内にあったフロマージュとは別に、モンブランソフトもあるようです。これも美味しそうだ。。しかし、持って帰るには不向きなので、予定通りモンブランフロマージュ(冷凍)を購入しました。

 

 

 自宅に戻ってから解凍し、食べます。

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 見た目はちょっとぐじゃってなっておりますが、味には期待できそう。

 

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 半解凍で食べるとシャクシャクな食感が味わえましたが、これは全解凍がおすすめ。全解凍で食べると、半解凍の時には感じられなかった味の奥深さがあり、とても美味しかった。

 

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 コーヒーとも合う!

 

 

 

 

 

 京都ではもう一軒、行きたいお店があります。

 チョコレート専門店【BEL AMER 京都別邸】です。

 

 こちらは近くにある別の高級チョコレート店に比べると、求めやすい価格ながら、芸術的で美味しいチョコレートが揃っています。

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 わしがお気に入りなのは、この「瑞穂のしずく」

 日本酒5種、お茶5種、果実と蜂蜜の5種、計15種があります。以前購入した時と違うものがあるように感じます。見た目がとても綺麗で、興味を惹かれ、味でまた大満足!

 

 これを買うだけのつもりが、レジに行くと以下のケーキも。

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 これ、1000円くらいだったように思います。

 美味しそうだし安い!ということでそのまま購入。

 

 こちらは友人宅に戻って食べました。

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 う、うまい。。。濃厚!

 

 

 

 楽しい京都旅でした。

 京都旅と言ったものの、こうした店に行く以外は友人と遊戯王したり、ボードゲームして遊んだだけで、ほぼ友人宅に遊びに行った感覚。

 

 ボードゲームクトゥルフキッチン】とかいう頭のおかしいゲームで、怪我もしました。気になる方は調べてみてねw

 

 

 

 

 京都の話だけでかなり書いてしまいましたので、一旦切りまして、残りのカフェ等のお話は次号へとつづけます!

 ご覧いただき、ありがとうございました。