omiは不発弾

高知っていいところだよねぇ。

大切にするもの、手放すもの

 今日もいいお天気でしたな。花が散ってしまう前に、桜もよく見ておきたいところです。無論、コロナウィルスには気を付けましょう。自分が大丈夫としても、広める側になってしまうのも嫌ですしね汗

 

 さて、以前、知人に勧められてとあるワークショップに参加しました。河田真誠さんという方のワークショップでした。質問のプロという感じの方でしょうか。

 参加者それぞれにそれぞれの捉え方があったかと思いますが、仕事と前向きに関わっていくというか、仕事を楽しむためにやりがいを考えたり、好きなことを仕事にしようと考えたりする場であったのかな。この文章でもやや語弊があったり、言葉足らずだったりすると思いますが、これからのお話で伝わればいいな汗

 

 私は普段から考えるのが好きですし、何事も楽しんでやるというスタンスなので、すでに仕事にやりがいを感じている人間です。さらにいえば、どんな仕事にもやりがいはあると思っています。なので、自分には不要なワークショップではないだろうかと思う部分がありました。

 知人がせっかく声をかけてくれた、というのもありますが、その知人と始めている"HANASAKU BOOK"というものの作り手が河田真誠さんだったということもあり、これも何かの縁と参加しました。

 

 ※HANASAKU BOOK(WORKとLIFEの2種類)

質問が書かれたノートで、その質問に答えていく中で、仕事や私生活について自身と対話をしていく。複数人で共に行い、答えを共有して、他社の考えや意見から刺激を受けると共に、他社の思いを肯定し認めていく。(あくまでomiの作業中の印象です。)

 

 

 ワークショップの内容は、ほとんどが河田真誠さんからの質問です。ただ、質問に単に答えるわけではなく、本質としては、"水面に一滴の水を垂らす"ようなことで、それが波紋となって広がる(質問をきっかけとして、自分の中で考える)。というのが、私の中での印象でした。

 これらの作業は4~5人ほどのグループに分かれて行い、その都度、質問に対しての答えを共有していきます。

 

 質問は、

  1. 最近、楽しかったことはなんですか?
  2. 最近、うまくいっていることはなんですか?
  3. 2日間の休みと十分なお金があったとして、何をするか?
  4. 2週間の休みと(以下同文
  5. 2か月の休みと(以下同文
  6. 2年の休みと(以下同文
  7. 20年の休みと(以下同文
  8. 今日は2030年2月19日です(ワークショップの日が2020年2月19日)。同じグループだった人に10年ぶりに再会したあなたは何をしているのか?
  9. どうすれば(8.)になる、または近づくのか?
  10. このワークショップで得たもの、感じたものは?

でした。たしかw

私が感じたことを混ぜながら解説していきますので、実際の感じとはやや異なるかもしれませんことご了承ください。

 

 

 さて、1つ目を飛ばして2つ目の質問に関してですが、河田真誠さんいわく、人は嫌なもの、悪いものに目がいきやすい。生存本能としてDNA的にあるものだそうです。しかし、良いこと、好きなことがその部分に隠れてしまいがちなので、そこを考えることが大切なようです。自信がない人などには、毎日「どんないいことがあった?」と聞いてあげると、その人も質問されるのを覚悟するので、良いことを探し始める→ポジティブになる傾向があるそうです。

 あと、眠りにつく前の気持ちが残りやすいとのことでした。どこぞの大学の研究結果だそうです。嫌な思いをしながら眠ると嫌な気持ちばかり残る。逆に良い気持ちで眠りにつけると、前向きな気持ちでいられるとのこと。(ざっくり言いましたw) 今日はこんな楽しいこと、良いことがあったなぁなんて思いながら眠るのがいいそうですよ。言われると確かに、と思う部分がありますw

 

 次に、○○間の休みと十分なお金があれば何をするか?という質問に対して、グループ内で、ある意味似たような答えでした。

 わしの答えでいえば、2日間なら温泉旅行。2週間なら四国をサイクリング。2か月なら全国をツーリング。2年なら勉学(資格だったり、手に職を加えるための)。20年なら勉学に加えて、興味のあることへ手を出したり、起業したり、世界を旅したり。と答えました。グループ内の方も似ていて、期間が短いと旅行などになりましたが、2年となった途端に学びたいという人が100%。

 この答えに対して、更なる問いかけは、それが理想ならなぜそれを目指さないのか?その理想はお金になりませんか?どうすればお金になるだろう? お金のせいで手がだせないの?といった感じです。

 

 生きていると、大半を仕事をして過ごします。なのでやるからには楽しむべきで、頑張らないといけないことは続かないし、伸びない。楽しいことなら自分でどんどん伸びていくし、伸ばしたいと思うもの。というのが河田真誠さんの意見。これに関しては同意見で、職場でも楽しんで仕事をするようにと後輩には伝えています。

 好きなこと、興味のあることはあるのだけれど、お金がないとか、学ぶための時間がないだとか、言ってます私。日々の忙しさを言い訳に、考えていないというのも間違いなくあり、反省したことでした。

 

○今日は2030年2月19日です(ワークショップの日が2020年2月19日)。同じグループだった人に10年ぶりに再会したあなたは何をしているのか?

という質問ですが、これは2名1組になり、再開したという想定で寸劇をしました。考えずに思いついたことをすぐに言え!とのことでした。故に雑なことも言いますが、考えてしまうと素の思いとは異なるものがでやすいとのことです。すぐに頭に浮かんだことを大切に。。。

 

 私は、文房具や珈琲に興味があることから、カフェ兼文房具屋ということで話を進めましたよと。実際はともかく、結構動向を考えて発言してた自分がいました土佐。

 

 そろそろやや説明するのが面倒になってきたので(ヲイ)一気にはしょりますが(笑)、"したいことを口に出す"ということが大切だと学びました。頭の中で思っているだけだと、現実味がわかないんですよね。あとで考えようとか、そんな甘いこと思い始めます。口にすると現実味を帯びるというか、選手宣誓にも近いような。口に出してみて、ちょっとそっち路線の内容を考えることが多くなりました。実際にどうなるかは別として、考えているのも結構楽しいですたい。

 

 このワークショップで他に行ったこととして、紙を背中に張り付けて、部屋中をぐるぐる。出会った人に、自身の第一印象(勝手なイメージ)を背中の紙に書き込んでもらう。というもの。あとでそれを見て、自分でも正解と思ったら、それに○をしていくという作業です。

 ここで河田真誠さんが言いたかったことは、「人には4つの顔がある」ということ。

自分、他人が共に認識している自分(○)、自分はこうと思っているが、人からはそうは見えない自分(△)、自分では思っていなかったが、他人からこうと思われていた自分(□)、自分も他人も知らない自分(×)

 自分の知らない自分もまた自分なのだということなのだけれども、この作業は面白かったなぁ。新しい価値観というか、考え方に触れることができました。

 ただ、自分の紙に書かれていたののほとんどが好青年とイケメンだったので、全部○してやったものの、それ以外がなく、やや面白味に欠けたんだけども、面白味に欠けるのが自分なんだろうな汗

 

 あと、話はやや変わりますが、「アドバイスは答えではなくヒント」という話もありました。仕事の上で、"考えてもらう"ということを大切にしている部分はあったのですが、本当にそれでいいのか?という疑問は常にありました。それが解消できたように思います。

 よく、"自分で考えて導きだしたことがその人の力になる"的なことを言われ、新人教育でも、新人がそうできるように関われと言われます。実際、自分も考えて納得したことは力になっているのでその点に否定はないが、まだ知識や技術も不足している人に「考えろ」と促すのも乱暴な気がします。これって方程式みたいなもので、ヒントと自身の考える力で答えを導き出すことなのですよ。そのヒントは環境的なものであったり状況的なものであったりするものの、アドバイスもヒントになり得るのです。

 

 部下に、「こうするといいよ」、「こうしてね」と言っても、それはそう言われた通りにしているだけであって、その人が考えて行動したわけではない。さらに言い方を変えるなら、言われたことをしただけ。ただ、その行動からその人が考え、答えを導きだすきっかけになる。納得してその行動をとることができれば、それはその人の学び。ということですね。あー、面白かった。

 

 

 最後に、プレゼントですと渡されたカード(投げかけ)。

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あなたの、今年大切にするものは(左)手放した方がいいものは(右)

 

 カードの束から一枚ドロー!して、そこの絵柄をヒントにして考えてみようってこったね!このカードが面白くて、かなり印象に残ってます。ようは自分で考えろってことなんだけども、最初の方に言った、"水面に一滴の水を垂らす"的なやつです。考えるのが好きなので、こういうのは大好きだ。

 このカードに対して、わしがどう考えたかは伏せておきます。

 

 皆さんがこのカードを引いた場合、何を考えるでしょうか?

 

 あー、今回はかなりざっくり書いてしまったよ。

 

では、ノシ