omiは不発弾

高知っていいところだよねぇ。

コーヒー教室に行ってきました。

 こんにち、、、は!

 

 

 

 先日、24日の土曜日。お世話になっている【JOKI COFFEE】で開催されたコーヒー教室にお邪魔してきました。

 

 コーヒーに興味を持った時から、この教室に参加したかったものの、コロナウィルスの為、教室は中止。2月頃だったかな? 器具を揃えるのにお金がいりますし、コーヒーの世界にのめり込めるかどうか、教室でまず体験したいと思ったものの、コロナのせいで教室はずっと開催されず。

 

 悩んでいる時間が勿体ない、と、もう先に器具を買ってやり始めてみたのであった。

 

 

 先にコーヒーを始めることを相談した際に【JOKI COFFEE】が本を貸してくれたので、それを読んだり、図書館で本読んだり。ネットという便利なものもあるので、情報を調べたり、YouTubeで動画を見てみたり。

 

 結果、これが正解というものはない、ということがわかった。とはいえ、良くないこともあるので、いろいろなやり方がある中で、自分に合うやり方を見つけていければいいのではないかということ。最初こそ混乱したものの、結局は飲む人の好みに合わせられるかどうかなのだろうと。

 様々なやり方があると言っても、共通することも見えてきたので、それらを自分なりにまとめて、自分に合ったやり方でコーヒーを淹れている。

 

 

 

 そんなこんなで、コーヒー教室です。

 

 自分の器具一式を持ってきて、とのことだったので、それを持って突撃。

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2つ持っているドリップポットの内1軍(w)のFELLOWを持っていく



 自分の他に、これからコーヒーを始める予定という女性1名、コーヒー淹れまくっていて自分なりのこだわりを持っている男性1名、普段家で旦那さんがコーヒーを淹れているご夫婦1組の、計4名の方がおられました。

 

 

 最初に30分ほどコーヒーの基礎知識(座学)をします。

 コーヒーは豆というけど、実際は実の中にある種子であること。どういった生産処理があるのか。どういったところで生産されているのか。といったことから、浅煎りや深煎りといった焙煎の話。コーヒーを淹れる上で大切にした方がいいことは何か。

 事前に調べていた情報で、わかっていたことは多かったものの、本で仕入れた情報より、口頭で教えられることでわかりやすく入ってきました。より知識が深まった、というより、より良くインプットしなおして感じです。

 

 味を決めるのは様々に要因としてありますが、第一は豆そのもの(豆が美味しければ美味しいという当たり前の話)。次に焙煎技術(せっかくの豆を活かすか殺すか)。挽き方、淹れ方で味も変化するものの、ここからは好みに合わせるかどうか、といったイメージ。

 そして、淹れ方ですが、どうすればどういった味になるのか。というのを目分量(大雑把)でしていると中々安定しない為、上達を目指す、味の安定化を図る、という意味で、計量、計測は必須とのこと。

 

 本を読んだり、ネットで情報を集めたりしても、計量、計測の話はよく出てきますが、正直サボってましたw ある程度淹れる手順を覚えたら取り組もうとは思ったので、この機会に計量、計測もしたいと思います。はい。

 

 さて、計量するのは、豆の量と水の量です。

 【JOKI COFFEE】では、1人前15gの豆に対して150gの水(1g豆:10g水)を基準に淹れてみることを習いました。淹れてみて濃いと思えば豆を減らすなど、調整していきます。

 コーヒーにはコーヒー用のメジャースプーンがありますが、メーカーによって計測量は様々。加えて、計測量は大雑把。それは、豆は、見た目の量が同じでも焙煎度などによって重さが変わる為で、同じ量(目分量)でも重さが違ってしまう。なので、ちゃんと計量することは必須とのこと。

 水も、一般的にコーヒー用に作られているサーバーを使えば、1杯分(大体120~130ml)で水(抽出量)は計測できますが、gで計っていこうということです。

 豆、水の割合も人によって様々で、【JOKI COFFEE】や、自分が参考にしている人の淹れ方では、豆1g:水10gですが、人によっては、1杯(130g)に豆12g使うけど、2人前淹れるなら水は倍量(260g)だが、豆は少し減らして20gにする、という人もいます。

 

 次に、計測。これは抽出時間です。

 ドリップ開始から同時に時間を図り始めて、むらし時間をどれだけとったかや、抽出時間がどれだけかかったかを視覚化できる。時間をかけて抽出すればその分濃くなるし、ささっと終わらせればスッキリします。

 コーヒー用のドリップポットは注ぎ口が細く作られているのが多いですが、これは狙った場所に注ぐ為だけでなく、抽出時間がコントロールできるようにということでもある。細く注げないということは、水(お湯)の投入量が増えやすい為、味の調整が難しい。逆に細すぎるものは、調整しやすいが多くを注げないという欠点がある。とはいえ、多く注ぎたいことなんてそうないですが。細いといってもあくまでコーヒー用ですしw

 

 最後に、ドリップの仕方そのもの。

 これも人によっていろいろなやり方がありますが、豆はそれ相応の味になるので、自分の好みに合わせた抽出ができる方法が良いかと思います。

 例えば、中心から500円玉くらいの範囲でのみドリップする人もいれば、ペーパー全体をドリップする人もいる。これは単純なやり方の違いではなく、味わいの違いに繋がるので、どうドリップしたらどう変わるのかと試していると面白い。

 

 

 

 

 と、そんな座学をした後、実技に写ります。

 

 

 今回は、コロンビアの豆を使って行っていきます。

 先程の計量、計測を大切にしながら、それぞれの方のドリップとその結果を味見していきます。

 見事に皆淹れ方が違うし、結果、味わいも違う。面白い。自分以外の淹れ方を見て比べることができたのは、とても良かった。

 

 抽出に使うお湯の温度ですが、90~95度の間で、使う豆や好みに合わせて使います。100度に沸かしたお湯を、ドリップポットに移せば90度くらいに下がるので、そのまま使います。自宅でもそうしてます。FELLOEのポットは温度計がついていて、直火okなので直接沸かすことも可能ですが、底の劣化が早く、近代的オシャレな見た目が、すぐに失われつつあります。もう直火にはかけない。。。w

 

 

 計量器にサーバーを乗せて、計りながらドリップしていきます。150gの抽出液(コーヒー)を作ります。

 自分が一回やっちゃったんだけども、ドリッパーにお湯を注いでいて狙った重さ(150g)になっても、ドリッパーに残ったお湯や豆(でがらし)、ドリッパーそのものの重さも計測している為、そこでドリッパーを外すと一気に軽くなる。70gとかになってしまいましたw 狙った抽出液(コーヒー)の量に達していないということ。抽出液(コーヒー)の重さが150gになるように図っているので、時々サーバーを持ち上げて抽出液の重さだけを確認します。

 

 

 そして、完成したものを飲み比べます。

 1人の方(こだわり強そうな方)は、私が以前紹介した金澤流の淹れ方をされていました。むらし時間、抽出時間も短めで、お湯割りにするので、かなりスッキリしています。河原とかで飲むと、気持ちもスッキリするようなコーヒー。

 

 ご夫婦の方は、通常のドリップですが、中心点を抽出し続け、1人目の方よりは濃いけど、これまたスッキリ。朝起きたばかりなどに飲むとシャキっとできそうな味わい。

 

 対して、ワタクシはむらしをしっかりさせた後、ペーパー全体をゆっくりめにドリップしていくので、この中で一番濃い味わいになります。スッキリとした飲み心地からは離れるものの、コーヒーならではの深みやコクがよく出る。自分がコーヒーを飲む時は、お菓子(ケーキやチョコ)と食べることが多いので、これぐらいが好みです。(個人的に苦すぎるのは苦手なので、深煎りなどを淹れる時はスッキリめに淹れます)

 

 とまぁ、それぞれがそれぞれに美味しいコーヒーでした。上記にも書いたようにシチュエーションに合わせると最高ですw

 

 

 自分でも、気分に合わせて淹れられるようにとドリップを工夫してみることはありますが、こうして同時に比べることができて、良い学びでした。

 

 

 最後に、マスターが同じ豆で、煎り方による味の違いを体験させてくれます。コロンビアの豆で、浅煎り、中煎り、深煎りを用意。それぞれの豆の見た目、香り、淹れた後での味を比較。

 当然のことですが、浅煎りは酸味が強め、深煎りに向かうにつれ、それが苦みに変わっていく。ただ、マスターはスッキリめに出るドリップをしているので、深煎りでもサッパリ飲めるのが特徴。ケーキも一緒に出してくれ、雑談をしながらの交流タイムとなりました。

 

 

 教室終了後、教室で使ったコロンビアの豆が、昨日焙煎したばかりと聞き、それを200gと、カフェインレスの豆を100g購入。

 これからコーヒーを始めるつもりで出席した方は、器材選びで困っているようなので、同じく器材選びで悩んだ物として、アドバイスをしてみる。

 

 

 

 自宅に帰って、早速スケール(計量、計測機)を探してみる。

 タイマーと、計測(0リセット機能付き)のあるものを探していて、最終的にハリオの【V60ドリップスケール】に行きつき、Amazonで購入。ただし、なぜか発送は11~12月と長い。。。地味に困る。

 しかし、このスケール。いろいろ探してみるとすごい。

 今回購入したスケールは6,000円(Amaozonで4,000円くらい)だったんだが、ものによっては3万近いものもある。機能を見てみると、見た目がオシャレなだけでなく、ドリップした瞬間に勝手にタイマーが作動したり、スマートフォンのアプリと連動して、かかった時間や重さなどを記録していったりと、コーヒースケールに求められることをこれでもかとやっている。すごいわー。でも高いw ハリオのV60スケールで十分だわ、とそれにしました。

 

 

 話は変わって、最近では、コーヒーインストラクター検定なるものがあることを知ったので、その資格を取るのも面白そうだなぁと思っているところである。ただ、そこそこ取るのが面倒なようですが。。。

 

 

 そうして豆2種をゲットしたわけですが、昨日職場の同僚から豆3種の差し入れをもらう。

 とても嬉しいのだが、キャニスターが足りんwww

 さて、どうしたものか。。。ささっと飲んでしまうのが鮮度的にも良いので、どこぞで大量に振る舞いたいと思う。