omiは不発弾

高知っていいところだよねぇ。

新たなる旅へ【FFⅦREMAKE】

 こんにちは。

 コロナうんたらで外出自粛状態により、この前の休日も特に出かけることなく引きこもっておりました。サイクリングには行こうと思いましたが、引きこもりました。

 なぜなら、FFⅦ REMAKEをしていたからです!

 

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 FFⅦをプレイしたのは小学校3年ぐらいだったかな?

 それまではスーファミだった自分は、友人がするFFⅦに感動。プレイステーションって凄い!と思わせた作品で、懇願して祖母に買ってもらいました。なぜ祖母にかというと、両親(特に父)がゲーム嫌いだったからです。

 あ、あと、スーパーファミコンも名作だらけですので、ある意味いまだに現役です!

 

 スーパーファミコンドット絵だったキャラクターから、ポリゴンキャラクターに進化。顔や腕が三角だの四角だのと、今思えば面白い状態ですが、当時はすごかった。メニュー画面のキャラの顔はしっかりカッコイイ顔、可愛い顔が描かれていたので、脳内変換は問題なくできましたなぁ。

 小学校の頃はそんなに頭もよくないので(w)、わりと適当にわからないまま進めていたような気がしますが、大人になってからも何度かプレイしまして、かしこくなってくると、さらに遊ぶことができましたね。カウンターマテリア大量生産して、7回カウンターとかして遊びましたなぁ。

 

 そんな思い出深いFFⅦが現代技術で復活。何年も前からリメイクへの要望が強かった作品がようやく登場。

 ボタンでコマンド選択するだけだった当時とは異なり、アクションゲームへと進化。映像美も素晴らしく、当時は脳内変換していたキャラクターたちが、変換する必要なく動き回ります。それだけで大興奮。以前のプレイスタイルで遊びたい方は、クラシックモードを選択することで、以前に近い遊び方もできるよう。

 どうぶつの森&switchは手に入らなかったものの、いいインドア生活を与えてくれています。

 

 唯一残念なのは、内容が少ないことでしょうか。

 ミッドガル脱出までという短さ。原作の内容の1/5ぐらいかな? 映像美などに容量をつぎ込んでいるのか、実際にディスクは2枚と多いのですが、ストーリーが短すぎる。原作にはなかった追加要素、追加ストーリー、新解釈を加えて、短さをカバーしていますが、そんなのはいらんから、少しでも伸ばして!というのが原作ファンである私個人の意見です。原作を現代技術でやり直したいだけなのでw

 とりあえずクリアまで行きました。クリア後のやりこみ要素があるようなので、完全クリアとまではまだ言えないようです。HARDモードが追加ですが、そういうのは個人的にはいらないw

 

 サウンドも素晴らしかったです。当時でもかなりクオリティの高かったサウンドトラックですが、現代風というか現行ゲームに合わせて作り直されております。5月にでるサントラが楽しみで仕方がない。

 FFのサウンドといえば、世界の植松伸夫高知県出身というのが、親しみを覚えるというか、同郷として嬉しい限りです。高知の誇りだネ!

 

 

 と、FFⅦについて軽くお話させてもらいました。

 追加要素、エンディングについて気になる考察もあるので、今日はFFⅦの話を続けようかと。ネタバレを含みます。(わからない人もいらっしゃるでしょうし、あれやこれやと言い出すときりがないので、何かと省略しながらお話しします)

 

 追加要素、エンディングについて話す為に、軽くストーリーをネタバレを入れながら説明します。

 

 今回登場するキャラクター(味方)は、クラウド(主人公)、バレット、ティファ、エアリス、レッドⅩⅢ(オート操作のみ)

 

 星にはライフストリーム(魔晄)と呼ばれるエネルギーがあり、神羅カンパニーは魔晄をエネルギー活用する方法を見つけ、巨大企業へと発展。魔晄炉により汲みだされ、人々に供給されている。 そのエネルギー活用により、都市開発から軍事開発等へと展開し、政治にも干渉するほどになる。

 しかし、ライフストリームは星の命を削る為、それをよく思わない組織(アバランチ)により魔晄炉を破壊する等のテロ行為が行われる。バレット、ティファは、そのアバランチのリーダー。原作と異なり、アバランチには本家、分派があり、バレットたちは方向性による意見分かれから、分派として活動している。

 

 ゲームは、主人公クラウドが早速、そのテロ行為に関与するところから始まる。(ミッドガルで幼馴染であったティファと偶然再会し、何でも屋をすることになった元ソルジャークラウドは、ティファから協力依頼を受ける。)

 

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※ソルジャーとは・・・およびプロローグ以前の話

 星の災厄ジェノバの細胞を埋め込んだ後、魔晄を浴び、身体能力が強化された神羅カンパニーの兵隊。ジェノバに支配されないための強い精神力が必要とされている。1stから3rdまでの階級があり、1stになれるのはごく一部。3rdでも一般兵とは比較にならない戦闘能力を持つ。

 早速のネタバレだけれども、クラウドソルジャーではない。ソルジャーを夢見て故郷を離れたものの、ジェノバ細胞に耐えうることができず、ソルジャーにはなれず、一般兵止まりだった。その際に、ソルジャークラス1stのザックスと親友となり、故郷で仕事を共にする。その仕事で起こった事件の際、ザックスと共に神羅の実験に巻き込まれることとなる。その際に魔晄を浴び、ジェノバ細胞を埋め込まれ、ソルジャーと同等の強靭な肉体を得るが、魔晄中毒(精神崩壊して廃人)になる。耐性のあるザックスは無事だった為、逃亡した後にザックスがクラウドを守りながらミッドガルまで帰還。

 神羅から追われる身となった2人だったが、ザックスは前向きで、何でも屋を始めようと考え、廃人となっているクラウドに話しかける。しかし、ミッドガル到着寸前にザックスは神羅の無数の兵に囲まれ、死亡。クラウドは精神崩壊していた為、無害と判断され捨て置かれる。ザックスはクラウドに自身の剣を託して息を引き取る。

 精神崩壊をしていながらもミッドガル内部に入ったクラウドは、そこでティファと再会。精神崩壊をしていたクラウドだが、ここでジェノバ細胞が活動を開始。ジェノバは擬態する能力がある。そのため、ジェノバ細胞は、クラウドの過去と理想とザックスとのこれまでがモデルとなり、何でも屋をしている元ソルジャークラス1stのクラウドという人格を作り出す。

 ティファは過去の話がクラウドと違うと戸惑いながらも、何でも屋というクラウドに協力を依頼したのであった。

 ちなみに、原作ではクラス1stのソルジャー名乗っても、魔晄を帯びた瞳に、実際に強いこと、そんなに配下を把握していない神羅グループから、特に怪しまれたりすることもあまりなかったクラウドだったが、REMAKEでは、「何言ってんのコイツwww」みたいな空気が結構流れておりました。

 

 はい!ということで、こうして架空の自分を信じながら魔晄炉の破壊活動に参加するクラウドから物語は始まる。

 

 原作と異なりサブキャラが多数追加され、イベントが事細かくある。一番に違いは"フィーラー"という存在。おばけのような見た目で、幾度もクラウドたちの前に立ちはだかる。エンディングに近づくと、そのことが語られる。運命が変わらないように調整する者、みたいなことのようです。

 実際に、原作では戦闘をしていない敵キャラ(レノ)と戦闘し、とどめを刺そうとした際に登場してそれを阻止したり、味方(バレット)がラスボスに刺されて死亡したが、原作ではそのような内容はなかった為、フィーラーにより息を吹き返す、等。

 

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 そういえば、レノの声をあたられていた声優の藤原啓治さんが癌で他界されたと聞きました。レノ以外でいえば、クレヨンしんちゃんの野原ひろしとか、ガンダム00のアリーアルサーシェスとか、鋼の錬金術師のヒューズとか、銀魂の服部全蔵とか、とても良い演技をする方でした。REMAKE続編からレノの声を変わるのか。

 なにはともあれ、ご冥福をお祈り致します。

 

 エンディング寸前になるまで、このフィーラーという存在が気に食わなかったのですよ。基本ストーリーは原作に沿っているようで、その他の要因が多すぎる上、メタっぽいことをしてくるので、ストーリーを気持ちよく追いかけられない。

 

 その感覚がラスボス前の戦闘で解消されることに。

 

 ラスボス手前で、フィーラーと戦闘になります。フィーラーを倒していく度に、まだ現時点では起こり得ていないが、原作をプレイしたプレイヤーなら知っている未来のムービーが流れ、主人公たちの頭からそれが消滅していくという演出がなされました。フィーラーは運命が変わらないように修正する役でした。そのフィーラーを倒し、未来が消滅するということは、今後のストーリーは原作に沿うものではなくなったことを意味しているように思います。実際にエンディングで、

 

【The unknown journey will continue】

(未知の旅は続く)

 

と、クレジットされました。

 

 加えて、フィーラーを倒した後、本来死亡したはずのザックスが、射殺されずに勝つというムービーが流れました。

 勝利したザックスはクラウドを支えながらミッドガルへ向かう。そしてこれからミッドガルを脱出するクラウド、エアリスとすれ違う(お互い見えていない)シーンで終わりました。

 このシーンから、ザックスは生きているのでは?と解釈する話もあるようですが、ザックスが生きている場合、クラウドがティファ達と今のように会うことが不自然になります。加えて、このすれ違う様子から、話は同じ一本線ではないように思えました。

 

 これからが考察ですが、

 フィーラー(運命)を消滅させたことで、今後の展開は予測不可能に。リメイクは単純な作り直しではなく、展開も含めて作り直し。

 フィーラーを消滅させたことで、過去のザックスが死亡するという運命にも変化が起こり、生存ルートが生まれた。(並行次元世界、パラレルワールド

 しかし、それは新たに生まれた別の世界線であり、今のクラウドたちの世界の話ではない。そのため、すれ違うという演出がされたのではないか。親友ザックスが生きているという過去及び未来も生まれたが、それとの決別のようにも見えた。

 

 まだやりこんではいないので、見落としもあるかも知れませんが、そう思ったことでした。

 ストーリーを現代技術で追いかけたかっただけの私からすれば、それまでの新設定、解釈などが嫌だったものの、今までと同じものをするわけじゃなくて、ストーリーから別にするんで!と開き直ってくるなら、まぁそれもありかと思えるようにはなりました。釈伸ばしのようにだらだら続けさせられたミッドガル編にも、ある意味納得したというか。

 ただ、素晴らしいと決まっていたストーリーを手放したわけですから、今後を生かすも殺すも、という話になってきます。

 その点では不安もあり、期待もあり。

 

 

 ストーリーはとりあえず一通り終えたものの、今後は残りの要素にもう少し手を付けておこうと思います。

 24日には聖剣伝説3が発売するので、それまでにある程度済ませておきたいところw

 

 

 

 明日以降はまたケーキ屋紹介などしていきたいですね。

 外出自粛とはいえ、行きやすいケーキ屋などにはぱっといけますので、食べたいものを買いに行くついでに紹介していければと思います。といっても、流石に毎日は難しく、仕事の忙しさもあって投稿がややさぼり気味になっていますが、また投稿した際には暇つぶしにでも読んでもらえたら幸いです。

 

 

 FFⅦをやったことあるけどREMAKEはまだの方、原作もやってない方、そもそもゲームにあまり興味ない方も、この活動自粛を良い機会ととらえ、プレイしてみるのをオススメします!