omiは不発弾

高知っていいところだよねぇ。

珈琲との対話の始まり【JOKI COFFEE】

 こんにちは。お久しぶりです。生きていますよw

 仕事が終わっても仕事があったり(それ仕事終わってない)、レッスンがあったり、その他その他であまり記事を書く時間は取れませんでしたが、間を見ながらちょこちょこと。自分の好きなことを紹介する記事がまとめ切れておらず、下書きのまま少しずつ進めているところです。その内アップさせてもらいたいと思いますので、暇つぶしにでも読んであげてくださいw

 

 そんなこんなでいろいろあってと端折りながら、長らくブログをアップできていませんでした。はてなブログからもそろそろブログ書きなさいよ的なメールが今朝来ましたw ブログそろそろ書きたいと思いながら時間の取れた先日、キーボードをパチパチしていましたが、ようやくできた記事をアップする瞬間、なぜかネット回線が切れてエラーに。ページが戻った時には、記事が丸ごと消えておりました。返して、俺の1時間返して。。。

 そのままその日のやる気を失ってしまい、久しぶりのアップを断念しておりました・・・

 

 

 今日はお休みということで、月1~2度ほど通っている、本山の【JOKI COFFEE】さんにお邪魔して記事を書いています。といっても出先でのネット回線を持っていないので、記事を書くだけ書いて、アップするのは自宅からですが。

 そうそう、ブログも始めたの機にパソコンを新調しました。hpのENVYというやつを使ってます。持ち運びのしやすさに特化して小さめのもの。CD、DVDドライブは外付けのものを別に用意して、PC自体には無いものにしましたよと。いやいや、新品だけあって快適w

 

 

 さて、

 紅茶か珈琲、どっちが好きか?なんて質問よくありますよね。ひと昔前のわしであれば100%紅茶!と答えていました。実際に今も紅茶は好きです。アールグレイが特に好き。

 余談ですが、アールグレイは、ベルガモットで柑橘系の香りをつけた紅茶です。その名前は、アール(伯爵)グレイ(名前)、つまり、グレイ伯爵からきています。実際にグレイ伯爵がこの紅茶にどういった因縁があるかは、定かではないっぽいですが。

 

 話は戻って、そんな100%紅茶派だったわしが、今では珈琲、紅茶、赤ワイン、ステインになってます。(ん?懐かしのCM)。冗談はさておき、珈琲50%、紅茶50%ぐらいまで来たように思います。日本茶好きなので、それも入れてしまうと、お茶70%、紅茶15%、珈琲15%ですけど(日本茶の圧勝w)

 

 なぜそんなことになったのかというと、趣味のバイクツーリングから出会ったJOKI COFFEEさんがきっかけです。

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 県内で気軽にツーリングするのに本山はもってこいの場所で、時折訪れていました。何度か通っている内に、川沿い、道路沿い(でも曲がり角で行き過ぎてしまいやすい)にあるJOKI COFFEEさんを見つけました。見た目もロッジ風。ロケーションにも恵まれて、落ち着いた雰囲気のお店。普段、喫茶店に入ることもあまりないわしですが、惹かれて入ってみることに。

 

 喫茶店で珈琲と言われて浮かぶのは、ブレンド、とか、アメリカン、とか、そんなくらいのわし。そんな珈琲初心者にJOKI COFFEEのメニューはそんなに優しくはなかったw

 書かれているのは1ページ毎に豆の産地名。どういった農園で、どういったストーリーで作られているかの説明などが書かれています。こんな味わいですよとも書いてくれていますが、「花の蜜のような甘み」とか、「キャラメルやチョコレートのような」とか、今までの自分の珈琲感からは似つかわしくないというか、イメージの沸かない説明なわけです。つまり、初心者(むしろ素人)のわしには、何がいいのかちんぷんかんぷん。ただ、色んな農園があって、それだけ味が違うことや、どういった拘りがあるかとか、そういった奥深さがメニューから溢れていて、それだけで珈琲って面白いなと思わせてくれました。マスターの珈琲好きも伝わってきました。(マスターはぶっちゃけ無愛想な感じで、どこか俳優の滝藤賢一に似ているw。無愛想な感じではあるが、お会計の時に、珈琲の味がどうでしたか?とか、最近お仕事どうですか?と話しかけてくれる。)

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 初めてお邪魔した時も3時間も居座ってしまったのですが、その間にずっとメニューを見て楽しんでおりましたw

 JOKI COFFEEをきっかけに他の喫茶店に行くこともありだしてようやくわかったのですが、珈琲に力を入れている(拘っている)店は珈琲豆から選ばせてくれますし、どういった味わいか(特徴)も書いてくれているし、教えてくれますね。豆を選ばせてくれないところは拘ってないみたいに聞こえますが、そういうわけでもないんですけどねw あくまで選ばせてくれる店があるというだけなのかな。

 

 とはいえ、何がどういいかよくわからんと思っていると、「(マスターが)あなたの一杯を選びます」とメニュー表にあった。そのままそれに甘えてみると、今の気分などを聞かれます。そうして待つこと数分。珈琲が出てきました。マスターはペンギン好きらしく、店で作っているペンギン型のクッキーが珈琲に添えられている。このクッキー、販売もしている。

 

 素晴らしいロケーションに加えて、メニュー表からマスターの熱意を感じ取ったところで登場する珈琲。素晴らしいコンボだ。この時飲んだ珈琲がどこ農園だったか等はもう忘れてしまったが、とても美味しく感動したのを覚えている。

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 想像してみてほしい。

 

 ロッジ風の落ち着いた雰囲気。

 

 耳にやさしく聞こえてくるピアノの音。

 

 窓の奥を見ればおだやかに流れる川。

 

 カップから伝わってくる温かさと、マイルドな香り。

 

 大きく息を吸うだけで、体が満たされるような感覚。

 

 そうして飲む珈琲が口の中を通る時、舌は驚くほど繊細で、その奥深さを感じようとする。

 

 珈琲を五感で味わっていると実感した。珈琲ってこんなに奥深かったんだ。

 

 その日から珈琲のファンになり、時折JOKI COFFEEを訪れるように。

 日を置いて再び店を訪れると置いている豆の種類が変わっている。お邪魔する度に新しい出会いをさせてくれる。

 

 それまでも缶珈琲など、珈琲を飲むこと自体はあったが、好きとは言えず。微糖かカフェオレしか飲まなかった。ブラックを飲みたがる友達がいたが、大人ぶってるだけやろwwwと思うぐらいに。

 JOKI COFFEEでは最初からブラックで飲んでいます。ここまで五感を研ぎ澄まして飲む珈琲は、苦みさえも美味しい。というか、それが面白いと感じられたのである。おかげで、今ではブラックも飲めるようになりました。でも、JOKI COFFEEのような喫茶店で出してくれる珈琲が美味しすぎて、コンビニ珈琲とかはあまり飲めずw

 

 こうした拘りの珈琲を五感で楽しむことを知ったわしは、藤岡弘、の独特なドリップや、珈琲への言葉掛け、仕上げに茶筅で珈琲をかき混ぜる、といったテレビでややバカにされている手法が、一切バカにできなくなった。むしろ、そこに藤岡弘、の全てが込められているのかと思うと素晴らしいと思うし、ぜひ飲ませてほしいとさえ思った。(これで不味かったら笑えるが、きっと美味しいと思う) 珈琲に限ったことではないと思うが、とことん深めていけば、それはコミュニケーションの一種になりえるのではないかとも思った。伝える側と受け取る側の芸術的コミュニケーションに。

 

 普段、本はほとんど読まないわしですが、本を読むこと自体は嫌いではない。むしろ楽しいとも思う。ただ、家では他にやりたいこと、やらないといけないこともあり、じっくり本を読むということはない。そんな自分にとって、JOKI COFFEEでのひと時は貴重な読書時間でもある(今日はブログ書いていますが)。珈琲のおかげで五感も研ぎ澄まされているので、読書でのインプットもかなり良くできている。(ブログもはかどってますよw)

 

 

 

 話は戻って、こうして珈琲の世界に足を踏み入れたわし。

 ついには、自分でもやってみたいと思うようになった。

 

 丁度、JOKI COFFEEでは月に1度珈琲教室を開いていて、これは参加するしかない!とマスターに相談し、2月に参加予定だったものの、コロナウィルスが流行し始め、教室は中止に(泣) そこから様子を見続けたが再開の目途は立たず、もう8月になってしまった。この間が今では勿体ないように感じている。教室に通わずとも、自分でやってみたらいいじゃん!と思い、政府からもらった(返してもらった)給付金10万を器具に積み込もうとしているw

 

 とはいえ、本来であれば珈琲教室で基礎を教えてもらって、それに合わせて必要なものを買おうとしていた為、未だに飲む専門のわしは何を揃えたらいいとか、何がいいとかが全くわかっていないwww 幸い、JOKI COFFEEにも器具は売っているので、マスターに相談して購入を検討しようかと考えている。

 自分で自分に珈琲を淹れるのも良いが、上達を考えたら試飲してくれる人もいればいいなと思う。

 

 

 と、ここまではJOKI COFFEEで書きまして。以下は家で書き足してます。

 

 退店時に早速マスターに相談。

 「趣味で珈琲を淹れてみたいと思っているんですが、飲むばかりで全くわからないところからスタートです。どういった器具を揃えていけばいいですかね?」と。

 

 そして、その結果がこちら。

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 その場でお店にあったドリップセットとミルを購入。他のお店で器具を見たけども、こちらで購入したものが見た目も含めてシンプルでかわいらしい感じです。

 ポットも買おうとしましたが、同じものがアマゾンで買えるし、そっちの方が安いよとマスター。まぁ素直にそれはアマゾンで注文しましたw ちなみにドリップセットもアマゾンで一応見てみましたが、ウッドハンドルタイプは売り切れ。見た目的にもこれが良かったので、そのままJOKIで購入。ミルは見た目もシンプルで、持ち運びもしやすそうです。単純にもっとお金を出せば確実に良いと言えるものがあるが、マスター的にはこれも十分高性能とのこと。

 マスターとしては、どれが良いとはあまり押し付けたくないとのこと。とはいえ、実際に使ってみないとわからないこともあるし、何を淹れたいかによって向き不向きもあるとのこと。わからない身としては見た目から選ぶしかなく、とりあえず信頼しているJOKI COFFEEのを買ってみることにした次第。

 豆は本日飲んでいたのをサービスでつけてくれました。グアテマラ エル アグアカタル農園です。

 本はいろいろわからん自分に貸してくれましたw

 無愛想な雰囲気に、職人気質。興味を持ってくれた相手に熱く語りだす姿、どこかで見たなと思ったら、父でした。ちょっと懐かしくなる。マスターは若いですけどw

 

 

 とまぁ、本来は別の何かを書こうと思っていたのにも関わらず、今JOKI COFFEEにいますよと文章を打ってしまったが最後、珈琲のお話になってしまいました。

 記事にはできていなかったものの、ネタはそこそこ溜め込んでいます。しかし、正直鮮度は落ちてしまいました。今回のように鮮度がいいからこそ熱く書けることは間違いないので、古くなったネタは一旦思い出にしまいつつ、新しくしてからまた記事にしようと思います。

 

 8月は直島に行こうとして休みも取りましたが、県内でコロナ感染者が出たことで、行きづらくなってしまいました。宿も検討して予約寸前まで行きましたが、自分がどうこう以上に直島側に迷惑がかかるかもと思い断念。というより、そういう心配をしながらでは思い切り楽しめませんしね。直島は観光に力を入れているため、観光客も必要でしょうし、ある程度は観光客に来てもらいたいかも知れませんがw 代わりに何をしようか考えているところです。

 

 皆様はどういった夏にしますか?

 

 

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☆JOKI COFFEE

〒781-3601

高知県長岡郡本山町本山521-1

TEL 0887-72-9309

open 10:00~17:00(ラストオーダー16:30)

定休日:不定休(HPで確認可)

HP:http://www.jokicoffee.com/