モネの庭 マルモッタン
モネの庭のお話しようと思っておりましたのに、いごっそラーメンの話をしちゃっておりましたので、今度はちゃんとモネの庭の話しますw
モネの庭といえば、有名な画家【クロード・モネ】のお庭です。はいそのまんま!
モネが暮らしていたフランス・シヴェルニー。そこに本家のモネの庭がありますが、高知県の北川村がめちゃんこ頑張って、本家からお許しをもらい、現地の職人さんにも来てもらって庭を作り上げたのが、高知県の【モネの庭 マルモッタン】。とてもざっくりに説明しました。
どうやってモネの庭を作り上げてきたのかというヒストリーは、ギャラリーコーナーでも紹介されています。最初は相手にもされなかったものの、熱意が伝わり、北川村の風土の良さもあってここまでこれたのだとか。
花や草は正直詳しくはないです!綺麗だな、面白いなと思います!
洋風庭園ってのもなんでか惹かれるのですよ。気づけば、何度か足を運んでいる。
中には遊びの森(アスレチック)もあって、子どもも遊べます!
秋頃にはキャンドルナイト、11月には光のフェスタ(ライトアップ)と、普段(日中)とは異なる、幻想的な雰囲気を楽しむことができ、これがまた素晴らしい。なんだかんだ市内からは時間がかかるので気軽には行きづらいものの、ツーリング感覚で行く分にはいい距離。安芸や奈半利は美味しいものも多いので、良いツーリング先です!
順路は決まってないと思いますが、駐車場を中央にして、水の庭、花の庭が両側にあります。チケット売り場が水の庭入口にあるので、水の庭から行く人が多いのではないかと。水の庭は、モネといえば!の睡蓮があるところで、代名詞ともいえる場所ですので、当然といえば当然か。
花の庭もチケットが必要なものの、花の庭方面にあるギャラリーやショップ、レストランはチケットなしで利用できる。
水の庭の奥には、以前は光の庭(だったかな?)があった場所に、ボルティゲラの庭ができている。展望台に遊歩道があるので、散歩もできて良いリフレッシュロード。真夏に通ったことがあるが、流石に夏は暑かった(ヲイ 展望台は奈半利が見渡せて清々しい場所だったと記憶している。
今は薔薇が見頃。睡蓮と合わせて今の目玉です。(商品みたいな言い方。。。)
何はともあれ、水の庭、いってみよー!
睡蓮がキレイに咲いている。白に赤。咲いている数も多いこと多いこと。綺麗に並べられていて、素晴らしい景観。
ちなみに、睡蓮は水面に花が咲くのに対し、睡蓮と似ている蓮(ハス)は、水面から高く伸びたところに花を咲かせる。蓮の根っこは食べられるというか、食べているわけですが、蓮根(レンコン)ですね。文字通り蓮の根っこです。
個人的ながら、睡蓮はモネ、蓮は仏のイメージですw
睡蓮は昼を過ぎると花が閉じてしまうので、鑑賞しに行く場合は、午前中、遅くても14時までに行く必要があるので、注意!
写真には写っていないと思いますが、アメンボが泳いでます。泳ぐ?浮く?
自分が子どもの頃は、田んぼによくいましたね(田んぼそのものも減ったなぁ)。雨が降った次の日の水たまりにさえいた。そんなアメンボ、最近はとんと見なくなりました。久しぶりに見た気がします。
アメンボは、足についている油分で水面に浮いていられるそうです。なので、その油が分解されてしまうと浮けず、溺れてしまう。洗剤などを含んだ家庭排水により足の油分が奪われ、生きづらくなった結果、数を減らしているそうです。
こうした自然の中に、絵画が現れるのもまた楽しいですし、綺麗ですね。
その庭の様子を写しているというより、その庭の様子を写した絵画の通りに庭を造ったというところなのかな?汗汗
絵画と自然の組み合わせが好きなんですが、このようなことを上手く利用すれば、アニメ絵やイラストなども、もっと面白く演出できるのではないかと思っています。イラストは展示会等で展示されるだけですが、日本ならではの芸術といっても過言ではありません。むしろ過言ではない。素晴らしい域に達していると思います。楽しい可能性があるよ!(話が逸れた)
モネの庭といえば睡蓮ということですが、前述した通り、今は各地で薔薇を楽しむことができます。上記の写真でも、薔薇のアーチが写っているところがありますね。チケット売り場でも、「薔薇が見頃ですよ」と教えて頂きました。この薔薇の名前はこれで、ここに咲いていますという案内もあります。
薔薇以外にもたくさんお花が咲いており、とてもキレイです。チョウやハチ?アブ?もよく飛んでいて、「ぶーん」と聞こえてきます汗 これだけキレイだとそりゃ来るだろうなぁ。
蕾がどんぐりみたいだわさ。
この花はわかりませんが、ポピーってありますよね。ちょっと似ているなぁと。
これもポピーも、花は花らしく綺麗なんだけど、蕾がパックンフラワーみたいというか、宇宙植物っぽいよなぁw
ベルのようなお花です。ピンクに白、紫もありました。
紫綺麗。でも写真は撮ってないw 目に焼き付けてきたのさぁ・・・は?
本当に色とりどりで、色んな形の花がある。
今見頃の薔薇でできたアーチ。なんて優雅だわよ。
夏にモネが薔薇のアーチの下でくつろいでいた、という情報と写真があります。それをイメージして作られた空間でしょうか。ベンチも写真のものと全くの一緒です。確かに涼しげで落ち着きのある空間。これが我が家ならいい読書空間です。虫がいるのが辛い(虫が苦手)。
とても落ち着く空間です。
雑草"が"というか、雑草"も"目立ちます。
しかし、手入れをしていない、というわけではないようです。自然そのもの、そのままの姿を大切にしているように感じました。いわば虫もそうですよね。個人的には苦手ですが、自然な姿、空間なのだと思います。ここで感じる落ち着きというのは、そこからきているように思いました。
あ、虫は苦手ですが、見てるだけなら問題ないです。触る、食べるとなると、ね。そういえば、無印でコオロギせんべいが販売されているようですね。昆虫食かぁ。俺には、無理だ。。。
水の庭を通り過ぎるとボルディゲラの庭に行くことができますが、まずは花の庭から。
ギャラリー入口にあった植木鉢に咲いていた薔薇です。記憶が間違いでなければ、"クロードモネ"という名前の薔薇だったと思います。
モネの庭だけに"クロードモネ"という名前が目立ちましたが、見た目としても一番お気に入りでした。
ギャラリー&ショップを通ってテラスに出ると、パン屋とレストラン。階段を下りた先に花の庭があります。
階段を下りて目の前に花のアーチ、ロードがあります。残念ながら中を通ることはできませんが、見ているだけでもとても美しい。
秋や冬に来るとあまり花は見られないのですが、流石、春。
花、花、花。見渡す限り花です。
ここまで綺麗に咲かせるのも、バランスを考えているのも、どれも大変だろうなと、この綺麗さの後ろにある苦労を感じました。庭師ってかっこいい。
丁度、自分がモルディゲラの庭をまわっている間、野ウサギが花の庭の迷い込んだと、モネじぃ(モネの庭Twitterアカウント)がつぶやいておりました。そうしたことが起こるのもまた、この自然ならでは。
そういえば、時期によってはブルービー(青い蜂)が飛んでいることがあるようです。【ナミルリモンハナバチ(波瑠璃紋花蜂)】というのが正式名称で、ミツバチの仲間です。見た目にも美しく、見ることができた人には幸運が訪れるとか。
調べてみると、自身では巣を作らず、他の蜂の巣に卵を産み付けて、子育てをさせるという独特の生態だそうです。子育てニート?w
何度か来園しているので、その度に探してはみていますが、残念ながら見たことはなく。また探してみよう。
さて、水の庭の先にある、メタセコイアの道を通ってたどり着いたのは、ボルディゲラの庭です。
先ほどまでの緑や色とりどりの花の景色と打って変わって、地中海スタイルの庭園がお目見え。面白い景観です。
流石、地中海(?) レモンの木もありました。レモン好きです!
果物や野菜って、食べる気がなかったとしても、なんだか惹かれるものがあります。子どもの頃から。食べられるもの、売っているものがそこにある、というのが面白いのかな?魚釣りも近いものがあるしw
と、そんなボルディゲラの庭ですが。
今は薔薇だ睡蓮だとやってますが。ワタクシの目的はそれでは、ない!
もちろん、それも見たいが、あくまでおまけ。
じゃあ、何を見に来たのだと言われますと、これです。
THE・サラセニア
サラセニアってなんぞや?という方も、まぁいるでしょうが、見た目がヒントです。何かに似てないですか?というか、もうそのまんま?
ずばり、
食虫植物
です。
ウツボカズラに似ています。実際にウツボカズラではないけども、ウツボカズラ目です。
睡蓮や薔薇が見頃!というのを見て、モネの庭そろそろ行きたいなぁとは思っておりました。新しい庭(ボルディゲラの庭)も作っていて完成したと聞いていたので。
そこへ、モネじぃが「サラセニアが・・・」とつぶやいており、行くことが決まりましたw
食虫植物って面白いですよね? ね?
とても詳しいわけではないものの、好きなんです。とても詳しくないだけで、そこそこは知っていますがw
そこへ、モネの庭で見られる!なんて情報がきたら、ねぇ?
ここまでは散歩感覚で楽しんだ庭でしたが、ここではサラセニアに張り付いて観察しまわりましたw
ウツボカズラ目だけあって、ウツボットを思い出す見た目(ヲイ)
本当に面白い形だ。
食虫植物としてみると、食べる部分ばかりが有名になるというか、注目されますよね。実際、こうやって、花?が咲いているところは面白い。
もっと咲いているやつがありましたw すごい数だな汗
今にも捕食されそうな蟻が3匹。覗くと中にもいました。
面白い光景なので、ずっと見続けておりました。飽きないなぁこれは。
ほとんどの花が、花と葉、茎の3セットの見た目なのに、こうしたものもある。生命の神秘を感じる。本当に面白い。
話は変わりますが、牧野植物園とかホームセンターに行くと【ディオネア】が売っていることがあります。通称ハエトリグサ。一番有名な食虫植物です。↓これね。
口というべきか悩みますが、この口の中に毛のようなものが無数にある。この毛に2回、または2本以上に触れると口が閉じる仕組みになっている。なぜ2回なのかというと、雨などによる誤作動や、確実に虫を捕まえる為と言われている。すごいね。
ウツボカズラように落ちてくるのも待つのとは違い、こいつは思いっきり動く。それを面白がって、売っているこやつの口の中をつついていく方がいらっしゃるようです。
ですが、本来動かない植物が動くというのは、かなりのエネルギーを労します。そこで捕食できるならいいが、できないとなるとこりゃ大変。葉どころか株全体が枯れることもあるので、しちゃダメよ!
あと、別に虫を食べて生きている(食べないと死ぬ)わけではなく、虫を食べているのは肥料的な部分で、水と日光(光合成)で生きていけます。
と、余談でした。
楽しいサラセニアデイだったわ!
サラセニアを観察している際、池から気配がするというか、何かが動いているのを目の端で感じるというか。目を向けてみると、
いた。
これは、イモリ?ヤモリ?
調べてみると、水中にいるのはイモリ!
・イモリは肺呼吸に加えて皮膚呼吸
・ヤモリは肺呼吸のみ
家の窓とかに時々張り付いているのはヤモリ。ということだそうです。
っていうか、
めっちゃいるんですけどーwww
☆モネの庭 マルモッタン
〒781-6441
TEL 0887-32-1233
open 9:00~17:00(最終入園16:30)
定休日:火曜日(祝日の場合は営業。4~6月は無休。冬季休園あり)
駐車場あり
大人(高校生以上)730円
小人(小中学生) 310円
小学生未満 無料
団体(10名以上) 一般:660円/小中学生:280円
年間パスポート 2,100円
※入場チケットの半券で、本家のモネの庭にも入れるw